内容説明
創氏改名、徴兵制、教育制度、三・一独立運動、経済政策…当時の人々は日韓併合をどのように受けとめたのか?感情論を排した現実的な視点から日韓併合を見直す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かめりあうさぎ
16
考察の為。2019/10/31
templecity
10
本著は日韓併合時代の事実を淡々と書いている。朝鮮が海外の技術などを受け入れなかったのは李王朝の保守的な考えと自分たち一族だけが良ければ良いという考え。教育制度を日本が整えたが都市部と農村では貧富の拡大は増え、そこに民衆の不満が生じたのは確か。農村部は教育も広がっていなかった。日本姓への変更も義務ではなかった。義務とすれば当然権利も与えなければならなかったこともある。終戦時は朝鮮は戦場になっていなかった。欧米諸国が王朝を追い出したのに対し、李王朝は形を変えて残している。(続きあり)2022/07/10
トロ05
0
私は反日運動の源泉は、朝鮮に派遣された欧米宣教師が日本の植民地政策を阻害させるために扇動したのではと思っていました。当時の統監府も米国に原因があるとして宣教師を逮捕、罰金刑に処したようです。また半島の近代化は、日本が中国や欧州へ輸出するための生産拠点作りだったようです。ただ欧米諸国のアジアにおける植民地政策ではインフラ整備を植民地での課税を財源としたのに、日本は内地の財源も投入していたのは何故なのかは疑問のまま終わりました。2021/02/10
星辺気楽
0
民衆の気持ちはともかく、出来事を詳しく記述した文章だと思う。2020/05/15
松爺
0
聞く耳を持たない人はやっぱり理解できないと思う。2020/02/09