内容説明
まほろ市―そこは不思議な事件が勝手に集まってくる、普通に見えて、どこかおかしな街。春には幽霊の痴漢とバラバラ遺体が。夏には新人作家への一通の手紙から不思議な恋と親友の死が。秋には連続異常殺人が。冬には大金に目が眩んだ男の前に双子の兄の亡霊が。同じ街を舞台に、人気ミステリ作家四人が描く、息を呑む驚きのトリックの数々!傑作推理アンソロジー。
著者等紹介
有栖川有栖[アリスガワアリス]
1959年、大阪市生まれ。書店勤務のかたわら89年、『月光ゲーム』でデビュー。以来、本格推理の旗手として日本のエラリー・クイーンと称される。名探偵・火村英生とワトソン役・有栖川有栖のコンビが人気を博す
我孫子武丸[アビコタケマル]
1962年、兵庫県生まれ。89年に島田荘司氏の推薦を得て『8の殺人』でデビュー。以降、新本格推理の担い手の一人として重厚作品から軽妙作品まで多彩に上梓し、人気ゲームソフト『かまいたちの夜』の脚本も手掛けた
倉知淳[クラチジュン]
1962年、静岡県生まれ。94年、『日曜の夜は出たくない』でデビュー。以後、ユーモラスで親しみやすい作風ながら、ミステリとしても高いクオリティの作品群を書き続ける
麻耶雄嵩[マヤユタカ]
1969年、三重県生まれ。91年、新本格派第二世代として京都大学在学中に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。華麗な登場人物と鮮烈かつ大胆な結末で読者に驚きを与えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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麦ちゃんの下僕
さっこ
momi
さっとる◎
hnzwd