内容説明
集中しすぎて指示を聞き逃す、思い込みで仕事をしてしまう、「だいたいでお願い」がわからない…アスペルガー本人がつづる体験談と障がいとの向き合い方。「アスペルガー症候群の特徴とは?」「職場や人間関係で困ることってどんなこと?」「アスペルガーの人と、どう接したらいい?」あなたの周りにいる“アスペルガー”と向き合うためのヒント、第2弾!
目次
第1章 会社勤めとアスペルガー(空気が読めない;空間認知が苦手 ほか)
第2章 会社での仕事の一幕(ホウレンソウのタイミング;会議の準備 ほか)
第3章 人間関係はむずかしい(対人関係の違和感;秘書検定 ほか)
第4章 これからの仕事とぼくの身近な人のこと(退職勧奨;体の異変 ほか)
著者等紹介
権田真吾[ゴンダシンゴ]
1967年、兵庫県生まれ。神戸市内にあるK大学文学部を卒業後、某大手商社系列のソフトウェア会社に就職。その後、東京都内の非鉄金属商社を経て、大手メーカー系列のソフトウェア会社にヘルプデスクとして入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風鈴
4
前に読んだ本の続編。正直、同じ話が反復して出てくるので、「ああ、またか」と思うけど、そのときそのときで切り口が違うので、「ここでは、こう言いたかったのか」と毎回思える。感服するのは、努力を怠らない姿勢だと感じました。自分には無理ですね・・・。2018/11/22
manamuse
2
第2弾から読んでしまった…。 なんだろう…感想… 現実は厳しい。 誰よりも自分の特性を理解して、 誰よりも努力して、 資格もたくさん取得して、 なのに結果退職勧告。 そして転職先が決まらない。 うつの再発が心配。 私なんて…全然だめだなー。 2018/03/07
つかちん
1
権田真吾著。40代でアスペルガー症候群と診断された方の仕事を巡るアレコレ。周りに、ちょっと変わったヤツ、だいぶ変わった人、理解できない人、自分にとって簡単なことでもできない人って少なからずいると思う。そういう人の特性とか苦労が描かれている。少しでも特性を知って、対処していく必要があるんだろうと思い、読んでみた。本人も苦労しているんだから、なかなか周りに理解してもらうことは更に難しいんだろうなと思ったのも事実。どうしたらいいんだろうねぇ。2022/12/09
Akio Kudo
1
★★★★ 読んでいて、退職奨励を受けていることを知って気の毒になる。本人は一生懸命でも企業は冷たいままなんだと思ってしまった。2019/10/16
ふーぱお
0
アスペルガー症候群の当事者である筆者が、退職勧奨を受けるという現実に向き合いながらも淡々と状況を伝えていることにリアリティを感じました。前作と合わせて著書の印税で何とか収入確保出来ないかなど(同情を込みで)考えさせられてしまった。2020/12/22
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