感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
17
特殊兵器100種を写真付きで解説。戦争は日常の争い事と地続きだ。嫉妬や虚栄心に根があるので誰も逃げられない。本書の珍妙な兵器には、人が争う時の独創力、無邪気な悦びさえ感じられて不気味である。資料っぽい白黒写真も禍々しい。形状や名前も悪夢的。核戦争下で戦える異様なソ連の円盤型戦車、核爆撃機に寄生する護衛戦闘機ゴブリン、目を惑わせる奇抜なダズル迷彩艦など。そして一度伝統化したら変われない日本人体質を象徴する大聴音機(集音機)の巨大ラッパ群と誇らしげな軍人の姿。内輪で仲良く外圧頼みでは、レーダーには進めない。2016/11/06
異紅狐
5
今の日本だから笑って読める。笑い話のままであってほしい色々な工夫が説明してあって面白かった大砲とスタンプ と合わせて読みたい!2016/03/19
niz001
2
まぁ、よくある本。1兵器2頁のフォーマットなんで、もっと書かなあかん面白エピソードあるやろと言いたいものも。冷戦時のアレな兵器に知らないものがチラホラ。ブルーピーコック核地雷とかオブイェークト279とか。フェアズーフストレーガーの連装砲が履帯で動けるようになったみたいな姿は結構好きw。2016/08/31
ごいんきょ
2
人間っていろいろ考えますね~。 初耳の兵器もいくつかありましたが、それはやっぱり失敗作。2016/06/22
piroaki7
1
読んでて、なぜかジオン軍が頭に浮かぶ。トンデモ兵器のオンパレードだもんな。しかし方向性はともかく人間の知恵というのは恐ろしい。といいながら楽しく読ませていただきました。2017/05/07