内容説明
なんとなく、あやしい。でも、けっこう儲かるらしい。とはいえ、やっぱり怖い。…そんな投資法に実際に首を突っ込んでみた著者の、渾身の実録レポート!
目次
1章 未公開株を買ってみた
2章 新規公開株を買ってみた
3章 和牛オーナーになってみた
4章 海外ファンドを買ってみた
5章 超高金利の銀行に預金してみた
6章 FXで新興国通貨に投資してみた
7章 先物取引をやってみた
著者等紹介
藤原久敏[フジワラヒサトシ]
1977年生まれ。大阪市立大学文学部哲学科卒業。尼崎信用金庫を経て、2001年に藤原ファイナンシャルプランナー事務所開設。資産運用に関するセミナー講師、執筆を精力的にこなす。大学にてファイナンシャルプランニング講座を担当。大阪経済法科大学経済学部非常勤講師、阪南大学キャリアセンター講師。藤原アセットプランニング合同会社代表。1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
232
あとがきでも書かれているが、「あやしい」というのは主観的な基準で、読者がどの程度「投資」に慣れ親しんでいるかで本書の内容の印象は変わる。私は投資にあまり抵抗感がないし、やったこともあるので、もっと詐欺に近いものばかりを体験したルポなのかと思ったら、案外「マトモ」な投資話ばかりでちょっとガッカリした。逆に、投資全般に対して「危ない」という印象を持っている人が読めば、案外沿うでもないのかもしれないな、という感想になるかもしれない。文章はおもしろいし、短時間で読めるので一読の価値はある。2018/03/15
ごへいもち
19
面白く読みました。読友さんのご紹介本。2022/03/15
異世界西郷さん
19
FPとして活躍する著者が、巷で怪しいと思われている投資7種類を実際にやってみた結果について考察する一冊。最初は、バイナリーオプションとかそういった類いの話かなと思っていましたが、読んでみると精々和牛オーナーが眉唾なくらいで新規公開株やFXなど、投資話をある程度齧ったことのある人なら知ってるものばかりで物足りない内容ではないかと思います。とはいえ、著者が実際に投資した結果が記述されており、臨場感があって読み応え抜群でした。「あやしい」という先入観に捕らわれず、物事をしっかり見ていく姿勢は大事だと感じました。2018/10/23
Kenji
17
投資マニアを自称する作者が 実際に世間であやしいと言われている 未公開株や先物取引、FXなどの体験談でした。僕自身も株式投資は 少額ですがやってますので とても興味が持てました。作者いわく 熱くならずに 冷静な投資スタイルを貫くことが大切だとのことです。たしかにみにしみました。2016/01/15
naobana2
17
なかなか試すことのできない怪しい投資を著者が試していて勉強になります。甘い話は世の中にはないですねぇ。信じるか信じないかはあなた次第(笑)2015/04/25