目次
第1章 序論(問題の所在;本書の目的;「コミュニケーション論」;本書の構成)
第2章 先行研究の理論的枠組み再考(導入;社会文化理論;状況的学習論;言語社会化;会話分析;四つの理論的枠組みに共通する限界)
第3章 新たな枠組み:「コミュニケーション論」(社会記号論系言語人類学;バフチンの言語論;ゴフマンの相互行為論)
第4章 文型積み上げというイデオロギー(導入;「文型を積み上げる」ということの意味;文型積み上げと日本語教科書;導入例分析)
第5章 教室で文型を学ぶことの意味(教室という場;教室における文型練習の活動と教科書;データ;『みんなの日本語』における文型「んです(か)」
教室談話分析)
第6章 会話における反復と言語の学習(教室の外での言語学習;反復という分析観点;データ;言語交換の会話における言語学習)
第7章 学習の達成のメタ語用論(メタ語用的実践としての学習の記述;学習を記述する新たな可能性への手がかり;相互行為を通した学習の達成)
第8章 移動の語りと自己アイデンティティ(第二言語研究におけるナラティブ研究;移動とアイデンティティ、そして、ナラティブ;ナラティブの時間性と空間性、そして、クロノトポス;「多文化主義社会」オーストラリア;ナラティブ分析)
第9章 結論(「コミュニケーション論」に基づく第二言語研究の射程と可能性;「コミュニケーション論」が第二言語研究にもたらすもの)



