出版社内容情報
【目次】
内容説明
人は逃れようもなく自由であり、それを引き受けねばならない―。実存主義を掲げて世に新たな風を吹き込み、「アンガージュマン」の知識人として政治・社会の問題にも鋭く切り込んだ思想家の出発点は、人間の存在を根本まで突き詰めることにあった。実存と本質、意識と世界、自由と他者、個人と集団、作者と読者、イメージと贈与、植民地と革命…新たな世界を模索するために、文学と哲学が手を取り合い、他者の〈参加〉を呼びかけつづけた作家の本懐に迫る。
目次
1 序 戦争、革命、植民地の時代の知識人
2(文学と哲学を架橋する;実存主義;虐げられた者たちのために;独自―普遍としての人間)
著者等紹介
澤田直[サワダナオ]
1959年、東京都に生まれる。パリ第一大学哲学専攻博士課程修了(哲学博士)。立教大学名誉教授。専攻、フランス語圏文学・思想。主な著書に、『フェルナンド・ペソア伝―異名者たちの迷路』(集英社、2024年、読売文学賞受賞)、主な訳書に、フィリップ・フォレスト『さりながら』(白水社、2008年、日仏翻訳文学賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ys
3
読みやすくて面白かった2026/09/03
キャラ
1
為すことによって何者かになる。何らかの了解をしている存在の論理をはじめからもつことはない。はじめから何らかの考える主体、規定される主体があるわけではなく、すでに理由もなくあらゆるものが存在している世界の中にあって、投げ入れられ、「何かがある」という意識の現象だけが得られる。そういった外部への対象化(志向性)にともなう対自、そのときどきで立ち上がる自己認識によって主体を知り、過去とのズレ、無化作用による脱自となる。意識されるところに意識があるだけ。世界は投企され意識の光が当たるところにのみ現れる。2026/07/30




