海外企業買収 失敗の本質―戦略的アプローチ

個数:
電子版価格
¥2,574
  • 電書あり

海外企業買収 失敗の本質―戦略的アプローチ

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 17時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784492533574
  • NDC分類 335.5
  • Cコード C3034

出版社内容情報

・なぜこんなにも失敗するのか?

買収から10年以上経った100億円以上の海外M&A116件を精査。
成功例は9件のみ、売却・撤退に至った案件は約半数の51件。
失敗案件の買収総額は2兆8000億円。

・数多くの失敗例を通じて見えてきた「失敗の本質」を整理して紹介!

失敗例8ケースから、失敗の本質を見極める。

1 時間を買う
2 世界市場占有率を高める
3 相乗効果(シナジー)を生む
4 現地の有能な経営者・技術者を獲得する
5 円高を利用する

こんな5つの利点にご用心。利点に潜む罠がある。

デューディリジェンスやバリュエーション、PMIは
「失敗しないための作業」であって、成功を約束するものではない。

など、思わず考えさせられる指摘が満載。

・日本企業の成功例9ケース、さらに130件以上の買収を実施して成果をあげた
IBMの事例も紹介。成功に共通の要因を見極める!

教訓1 目先の利点でなく利益成長の可能性でディールを評価する
教訓2 10年の時間軸で買収後の戦略を思考する
教訓3 現地で事業を紡ぐ/1つ買収したら、1つ捨てる

・重要なのは、買うときよりも買った後! 買収後の経営ビジョンの大切さがわかる。

序章 日本企業は海外M&Aをモノにできるか?

第1部 失敗の本質

第1章 5つの罠:海外M&Aの常識を点検する
第2章 日本企業の戦績:海外M&A116ディールの成否を判定する
第3章 売却、撤退した失敗ディール8ケース
第4章 失敗の本質を突き詰める

第2部 成功への戦い方

第5章 利益成長を実現した成功ディール8ケース
第6章 海外M&Aの手本:「現地企業」IBMの経営からヒントを得る
第7章 成功に向けてなすべきこと

第3部 教訓

終 章 3つの教訓 

【著者紹介】
松本 茂(マツモト シゲル)
SCS Global取締役、マネージング・ディレクター
1989年、関西学院大学商学部卒業後、大阪府に入庁、フルブライト奨学生として米国に留学。MBA取得後、プライスウォーターハウスクーパース・ディレクター、英HSBC投資銀行本部長などを経て現職。これまで15年間、M&Aアドバイザーとして、米国、英国、フランス、中国、ベトナムなど20カ国、50を超える海外企業とのクロスボーダー案件を助言。この間、神戸大学大学院経営学研究科で日本企業の海外M&Aを研究。2013年に博士号を取得。2015年より、早稲田大学大学院ファイナンス研究科非常勤講師を兼務。

内容説明

デューディリジェンス、バリュエーション、契約条件の交渉、ポスト・マージャー・インテグレーション。これらの作業は、成功を約束しない。成功した海外M&Aに共通する点とは?3つの視点で考える。

目次

日本企業は海外M&Aをモノにできるか?
第1部 失敗の本質(5つの罠―海外M&Aの常識を点検する;日本企業の戦績―海外M&A116ディールの成否を判定する;売却、徹底した失敗ディール8ケース;失敗の本質を突き詰める)
第2部 成功への戦い方(利益成長を実現した成功ディール8ケース;海外M&Aの手本―「現地企業」IBMの経営からヒントを得る;成功に向けてなすべきこと)
第3部 教訓(3つの教訓)

著者等紹介

松本茂[マツモトシゲル]
SCS Global取締役、マネージング・ディレクター。1989年、関西学院大学商学部卒業後、大阪府に入庁、フルブライト奨学生として米国に留学。MBA取得後、プライスウォーターハウスクーパース・ディレクター、英HSBC投資銀行本部長などを経て現職。これまで15年間、M&Aアドバイザーとして、米国、英国、フランス、中国、ベトナムなど20カ国、50を超える海外企業とのクロスボーダー案件を助言。この間、神戸大学大学院経営学研究科で日本企業の海外M&Aを研究。2003年に博士号を取得。2015年より、早稲田大学大学院ファイナンス研究科非常勤講師を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飯田健雄

44
海外M&Aの入門書。買収はつくづく、結婚に似ていると思った。買収前(結婚前)は、お互いの問題点の洗い出し、安易な短期的妥協の回避、協力関係構築の是非、買収後(結婚後)は、結婚式(調印式)の至福感に踊らされず、10年後を考えたウィン・ウィン体制の構築、罠のトンネルが必ずあることへの覚悟、事業(家庭)の運営を相手のみにまかせない。オーバーラップするところが多すぎます。東芝は、海千山千のうわべだけの気品と厚化粧の女性(ウェスティングハウス)に篭絡させられ、理性を失ってしまったんでしょうね。2017/11/16

くりりんワイン漬け

4
50%が失敗というのはまだ楽観的見方である。海外企業などの買収、クロスボーダーにおける買収締結後の失敗は更に多いと聞く。70%を越えるなんてことも言われている。何をもって失敗とするかという議論はあるが、財務管理、通常の中期計画にあわせ、M&A時の中期計画も同じサイクルで見直しをすることが重要なのでしょう。

Tomokazu Hasegawa

2
外からだと上手くいってるように見える会社も実は問題だらけなのに、売られる会社が問題だらけじゃないわけがない。自社の問題をマネージ出来ない会社が他の会社をなんとか出来るわけがない。シンプル。勝利の方程式はないと思うが、失敗から学ぶ事もあると信じたいよね。2020/03/10

Kenji Ogawa

2
ウ〜ン、内容が薄かった。2015/02/13

まるちゃん

1
もう少し深く掘り下げた内容を期待してた。2015/08/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8992744
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。