出版社内容情報
【目次】
内容説明
20世紀初頭、同化=所有を掲げる植民地主義が加速する時代に抗して、分裂する自己の多様性のうちに他者の多様性、世界の多様性と向き合う術を見出す、特異な〈エグゾティスム〉論は、現代のわれわれに何を突きつけているのか。西洋近代の宿痾から脱出し、多様なる世界の差異と対立のうちに生きるための美学!
目次
1 序 ヴィクトル・セガレンの生涯と作品
2(エグゾティスム論の射程;セガレンとその時代;セガレン以後)
著者等紹介
渡辺諒[ワタナベリョウ]
1952年生まれ。パリ第一大学博士課程修了。早稲田大学名誉教授。専攻、フランス現代思想・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gorgeanalogue
6
「羇旅」を読んで関心を持って『文字と書の消息』で『碑』に触れたこともあったが、エレーヌとイヴォンヌの「三角関係」やボヴァリズムについてなど、知らないことも多く、また終章の「セガレン以後」は現代的な存在としてセガレンを捉える視点が徹底していて、腑に落ちた。ただ、なんというのか、短絡的とも見える文脈も目について感動的とまではいかなかった。驚異的で意欲的なシリーズで(とりあえず全部ほしい)、致し方ないともいえるが、誤植も多い。2026/08/16
ys
2
種々のキー概念やゴーギャン/ドビュッシーとの関わりなど、当時のフランスの思想や芸術の様子が分かって面白かった。(このシリーズは巻によって文章の読みやすさにムラがあります)2026/10/06
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