扶桑社新書<br> 中国「反日デモ」の深層

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扶桑社新書
中国「反日デモ」の深層

  • 著者名:福島香織
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 扶桑社(2012/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594067182
  • NDC分類:302.22

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内容説明

反日デモは一つ間違えば“革命”となりかねない。ネットがもたらす民主化の動きと“五輪後9年ジンクス”などから習近平政権の今後を占う1冊。「日経ビジネスオンライン」人気連載「中国新聞趣聞」の書籍化。

目次

第1章 迫害される反体制派たち(異端児・艾未未―目立ちすぎると逮捕、加速する反体制派狩り 鄭義・徐文立・王丹―言論統制下、亡命知識人の葛藤 ほか)
第2章 中国に“革命”は起こるのか(中国版ツイッター「微博」が情報統制を突き崩す “中国ジャスミン革命”の実現性―ツイート1本で100人以上を拘束 ほか)
第3章 熾烈な政治暗闘(汚職摘発は政争とセット―頼昌星の中国送還、ターゲットは習近平か 薄煕来事件を振り返る―「重慶モデル」と「打黒唱紅」が実現していたら? ほか)
第4章 “反日デモ”の実態(王子製紙・排水管敷設への抗議活動は、反日デモではない―中国で高まる“民主化リスク” デモ参加者は何を求めているのか―意外と軽い“反日”、本音はどこに ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

21
中国は「事実は小説より奇なり」を地でいく国。表面化する不正蓄財は司法の成果というよりは権力闘争の結果で、犯罪者は生贄。中には拷問や脅迫による冤罪も含む。早い者勝ち主義の急な経済成長により党のエリートと富豪に富が集中、貧者との間に格差が生まれた。反日デモはその格好のはけ口で、実態は、民意・民主リスク。中国の未来は、管理された偽民主化か、専制強化か、分裂かの三択。隣国だからといって特別な配慮は不要。無法や非法は国際社会の一員として正すべきだ。悪友に親しめば、共に悪友になる。それはお互いにとってよくないことだ。2014/01/15

keiトモニ

13
「中国では官僚、政治家が汚職だけで罪が問われることはほとんどない…汚職に問われた場合、100%権力闘争である」これには驚きます。民度が低いねぇ。日本で発覚する汚職なんてちっこい…。ユニクロは「釣魚島が中国の領土であることを支持」という張り紙を張って略奪を逃れた…柳井ならするでしょう。己や金のためなら日本なんてどうでもいいって思ってるんじゃ…。中国の未来は一番可能性が高いのは分裂で、すでに中央指導部が分裂している。合点がいくような…?全体主義国家夏季五輪後9年のジンクス…これは楽しみですね。2017年です。2013/09/19

向う岸

7
中国最大のリスクは反日ではなく民主化運動であり、格差の拡大や汚職に対する不満で、大規模な混乱が起きてしまうかもしれないからだ。同時に貧富の差が広がっているとはいえ、食うや食わずだった時代に比べて裕福になったから、今度は民主化を求めるようになった。人は何より自由に発言の出来る社会を望むということを教えられる。オリンピックの9年後に国の体制が変わるという話、中国にも当てはまるのやら。2013/01/21

ナナ

3
直接反日デモについて書いた部分は多くありません。国内の経済格差による不満を打ち消すためのガス抜き・権力闘争、どれも以前から言われていることですが、この本を読んで改めて、そんな単純なことではないのだと思わされました。中国は今後ますますつき合いにくい国となっていくのでしょうが、雰囲気に流されて嫌ったりすることのないよう注意しなければ、と思います。2013/03/06

Meistersinger

3
チベット僧や人権活動家への弾圧は酷いものだが、わりとよく知られている事。民主化リスクは見過ごされがちだが重要(アラブと同様に、最終的に落ち着くとしても民主化直後は混乱が起こり、その矛先が日本に向かう可能性大)。全ては密室の中の権力闘争の産物というのも、対応に窮するところだ。2013/02/17

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