出版社内容情報
【目次】
内容説明
政治的なものに抗するための政治。リスボンからヴェネツィア、カッセル…、そしてアテネへ―。アートが社会的・政治的転回をなそうとする2017年。激動の国際情勢のなかで、アートに注がれる眼差しは、それを取り巻く社会はいかに変容したのか。ドクメンタ、ヴェネツィア・ビエンナーレ、マニフェスタ、ミュンスター彫刻プロジェクトなどの国際展を経巡り、失われた希望を追い求めた旅路。
目次
01 芸術を経験するということ
02 シンタグマ広場に向かう前に
03 アテネ、喪失と抵抗の…
04 ミュンスター、ライオンの咆哮の記憶
05 愚者の船はどこに向かうのか…
06 幸せの国のトリエンナーレ
07 拒絶、寛容、必ずしもそればかりでなく
08 不機嫌なバー、あるいは、政治的なものに抗するための政治
09 南、それは世界でもある
10 失われた信頼をもとめて
著者等紹介
杉田敦[スギタアツシ]
1957年、北海道に生まれる。美術批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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