出版社内容情報
【目次】
内容説明
セルバンテス、ロペ・デ・ベーガ、サンタ・テレーサ…。二十世紀スペイン屈指の歴史家=文芸批評家が、西欧文明とイスラーム文明の狭間で育まれた特異な〈スペイン性〉の輝きを、黄金世紀文学や神秘主義的著作の精読を通じて描き出す。
目次
スペイン文明の意味
サンタ・テレーサと他のエッセー
十六世紀・十七世紀の名誉の概念についての若干の考察
言語・教育・文学(抄)
ラプラタ諸国の言語学的特殊性とその歴史的意味
イタの主席司祭の『良き愛の書』
セルバンテスは『嫉妬深いエストレマドゥーラ男』のなかで、我々の手からすり抜ける
我が未知なりしスペイン(抄)
著者等紹介
カストロ,アメリコ[カストロ,アメリコ] [Castro,Am´erico]
1885年、ブラジルのカンタガーロに生まれ、1972年、スペインのジローナ近郊にて没する。現代スペインを代表する歴史家・文芸批評家
本田誠二[ホンダセイジ]
1951年、東京に生まれる。東京外国語大学大学院外国語学研究科(ロマンス語系言語)修了。神田外語大学名誉教授。専攻、スペイン黄金世紀文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。