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内容説明
名もなき女性たちが支えるファミリーヒストリー。自らのルーツを確かめるべく、東京から熊本、北海道へ―。若狭武田氏の末裔として、熊本は茶道肥後古流の家元の家に生まれた祖母と母。強固な家制度の時代から、明治、大正、昭和、平成へ…時代を超えて、女たちはいかに生きたのか。
目次
序章 「武田」という姓にこめられているもの
第1章 武田家の歴史をたどる(「若狭武田」から熊本・高森へ;武田家近代の軸となる茶道家元とその家族;肥後古流とはどういう流派なのか)
第2章 祖母、そして母の人生(士族の誇りをもって生きた祖母;大正末期に旅した曾祖父の北海道日記;昭和と共に歩んだ母の人生;純真なクリスチャンとして旅立った母)
第3章 宮川家―伝説のなかの人々(ファミリーヒストリーの窓を開けてくれた人;国民的大女優・森光子の父とその家族;陸軍中野学校第一期生を二人輩出)
追憶のエッセイ(祖母のバスケット;三世代愛用の桐タンス;からしの湿布;ささやかなスキンシップ;「うたさん」から「歌子さん」へ)
著者等紹介
武田尚子[タケダナオコ]
1957年、神奈川県川崎市に生まれる。自由学園卒業。ボディファッション(インナーウエア)業界専門誌記者を経て、1988年にフリーランス・ライターとして独立。内側の衣服に関する国内外の動向を見続けながら、ファッション・ライフスタイルからアートまでのトータルな文化的視点で情報を発信している。パリを中心とする定期的な海外取材は1987年から三十五年以上に及ぶ。五十歳を過ぎてからは、大学時代に取得した図書館司書の資格を活用し、図書館、書店勤務を経験。さらに小田原市図書館評議会委員を経て、図書館でのトークイベントなどにも登壇している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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