内容説明
止まらない感染症拡大という逆風の中、虚実取り混ぜた熾烈な“宣伝戦”をメディア上で展開し、再選へと足掻いたドナルド・トランプ。「選挙に勝ったのは俺たちだ!」米国在住の著者が、マスメディアとSNSの狂騒、分断の極まった大国の日常を伝える、2020年、コロナと選挙の迫真のドキュメント。
目次
1 波乱含みの新年―一月‐二月
2 政治化する新型コロナウイルス―二月‐五月
3 トランプとメディア―五月‐六月
4 反トランプのうねり―六月‐七月
5 ラストスパートへ―八月‐九月
6 赤い蜃気楼―八月‐九月
7 暴力へのいざない―十月
8 カーニバルは終わったか?―十月
9 激戦―十一月
10 幻想のトランプ王国―十一月‐十二月
著者等紹介
武隈喜一[タケクマキイチ]
1957年、東京都に生まれる。1980年、上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。1982年、東京大学文学部露文科卒業。1994~99年、テレビ朝日モスクワ支局長。2012~13年、北海道大学スラブ研究センター客員教授。2016年7月からニューヨーク在住。現在、テレビ朝日アメリカ社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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