内容説明
“ミニマリズム”という用語がさまざまな領域に浸透している現在、はたして美術における“ミニマリズム”とは何であったのか?現代アートを代表する美術家、ドナルド・ジャッド(1928‐94)の絵画、オブジェクト作品、リノベーション建築から家具制作に至るキャリアを中心に、作品構造と形態の変化を克明に辿りながら、いかにしてミニマリズムの芸術が人工的な風景や工学的構造などに触発されてきたかを追求する。
目次
スペシフィック・オブジェクツから非芸術作品へ
第1部 抽象的風景とミニマリズム(あらかじめ抽象化されたものたち;構造の芸術)
第2部 系列的方法としてのミニマリズム(ジャッドの共鳴体;次元変換の複合体)
第3部 土地におけるミニマリズム(再帰的風景;不純さの度合い;ジャッドのストレートチェア)
著者等紹介
荒川徹[アラカワトオル]
1984年、福島県に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、日本学術振興会特別研究員。専門は、近現代美術、映像、表象文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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