セルバンテスの批評

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  • サイズ A5判/ページ数 496p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801003972
  • NDC分類 960.2
  • Cコード C0098

内容説明

『ドン・キホーテ』を書き上げた小説家であるだけでなく、文芸批評家・劇作家・詩人としても活躍した巨人セルバンテス。その実像は今なお謎に包まれ、絶えず人々に何かを語らしめる不思議な魅力に満ちている。時代背景から宗教性まで、作家と作品の本質に切り込む論考の数々により、批評と批判によって自らの文学観を構築した“自己洞察の天才”としてのセルバンテスの相貌を炙り出す。

目次

第1部 セルバンテス批評の現状(一九二五年から今日までの『ドン・キホーテ』批評;日本におけるセルバンテス研究)
第2部 同時代・後世への影響(『ドン・キホーテ』のスペイン性とヨーロッパ化;セルバンテスとロペ・デ・ベーガ ほか)
第3部 作品論(いま『ドン・キホーテ』をどう見るか;『ドン・キホーテ』を理解するために ほか)
第4部 セルバンテスの宗教性(セルバンテスの“ユダヤ性”に関する問題;宗教文学としての『ドン・キホーテ』 ほか)

著者等紹介

本田誠二[ホンダセイジ]
1951年生まれ。現在、神田外語大学外国語学部教授。専攻、スペイン黄金世紀文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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水紗枝荒葉

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編者自身の論文と海外の基礎論文の翻訳からなるセルバンテスの研究論集。その重心は作品論よりも作家論にあり、さらに(冒頭の研究史を除いて)どの論文もアメリコ・カストロ『セルバンテスの思想』(1925年)の影響を強く受けている。個人的には、歴史・政治・宗教的コンテクストを踏まえ大胆に推測を交えつつ熱く作家読みする文体に馴染めなかった。新歴史主義批評の距離感・クールネスとは対照的。2024/07/12

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