内容説明
著者たちが、研究協力者の仲間と一緒にSoSAやリゾリューションズ・アプローチを学び、実際に実践できたことをまとめた一冊。
目次
第1部 家族と一緒に子どもの安全をつくる支援(サインズ・オブ・セイフティ・アプローチとリゾリューションズ・アプローチ―開発の経緯と特徴;サインズ・オブ・セイフティによる家族との関係づくり;「安全」をつくる;サインズ・オブ・セイフティのツールを用いたケースマネジメントの流れ;サインズ・オブ・セイフティ・アプローチの手法)
第2部 日本における実践の展開(虐待対応とサインズ・オブ・セイフティ・アプローチ;虐待した親への支援―親と支援プログラムへどのようにつなげるか;効果的に面接を進めていくために;子どもと協働して親の理解をつくるプロセス;絵巻物「安全で安心な家への道のり」―「三つの家」と「ことばと絵」を用いる安全プランづくり;「うちの家族をつくる」話し合い;「三つの家」を用いてライフストーリーを共有した事例)
著者等紹介
井上直美[イノウエナオミ]
デンバー大学英語センター学生。臨床心理士。名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程(心理学専攻)修了(文学修士、1983)。非常勤臨床心理職として、岐阜大学医学部付属病院神経精神科、羽島病院精神科、岐阜南病院、井深医院、たなか小児科、岐阜県立岐阜病院に勤務。岐阜県立岐阜病院臨床心理業務嘱託職員をへて、2003年より日本福祉大学心理臨床研究センター教員、2005年より2008年まで日本福祉大学心理臨床研究センター研究所教員
井上薫[イノウエカオル]
同朋大学大学院人間福祉研究科・社会福祉学部准教授。臨床心理士。名古屋大学大学院文学研究科博士前期課程(心理学専攻)修了(文学修士、1982)。愛知県児童相談所に勤務(1983~1999)。1999年より同朋大学社会福祉学部専任教員。家族援助論、児童福祉臨床研究などを担当。児童家庭相談、特に児童虐待防止ケースマネジメントを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。