出版社内容情報
半世紀をへて甦る、「映画美学」研究のさきがけとなった名著復刊。今や技術の進歩はめざましいものの、50年前の映画の理論的状況をメリエス、リュミエール兄弟、エイゼンシュテイン、アラン・レネ、ルネ・クレール、ベルイマン等の作品をたどることで映画の発生から「映画芸術」の成立を考察する。
また、テレビの創始期を想起し、今やみすごされがちなその特性を振り返る。
淺沼圭司[アサヌマケイジ]
著・文・その他
目次
1 映画芸術の成立
2 映画作品の構造(映像(現実的性格の問題;空間の問題;時間の問題;意味の問題)
映像の世界
音(言葉;もの音;音楽))
3 映画監賞の態度
4 映画の種類(映像の性質による分類;内容の性質による分類;表現の仕方による分類)
テレヴィジョンの問題
著者等紹介
淺沼圭司[アサヌマケイジ]
1930年、岩手県に生まれる。東京大学大学院修士課程修了。成城大学名誉教授。専攻、美学、映画理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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