出版社内容情報
映画『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台、パリのサン=シュルピス教会、ではなく、
その前の広場を三日間ひたすら描写し続けてみた――
あまりにもありふれた、誰もが見落としてしまうような、瑣末な日常を捉えようとする実験である本作は、読者に<観察>の疑似体験を促す、日常観察学入門書!?
登場人物1000人以上の大作『人生 使用法』や「い」の段なしの小説『煙滅』など奇作を世に届けてきた作家が探求する、<ファクトグラフィー>の試み。
ジョルジュ・ペレック[ジョルジュ ペレック]
著・文・その他
塩塚秀一郎[シオヅカシュウイチロウ]
翻訳
内容説明
コンセプチュアル・アート?小説?人類学?パリ版路上観察学!?映画『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台、パリのサン=シュルピス教会、ではなく、その前の広場を三日間ひたすら描写し続けてみた―あまりにもありふれた、誰もが見落としてしまうような、瑣末な日常を捉えようとする実験の記録。読者に“観察”の疑似体験を促す、日常観察学入門?登場人物1000人以上の大作『人生 使用法』や「い」の段なしの小説『煙滅』など奇作を世に届けてきた作家が探求する、“ファクトグラフィー”の試み。
著者等紹介
ペレック,ジョルジュ[ペレック,ジョルジュ] [Perec,Georges]
1936年、パリに生まれ、1982年、同地に没した。小説家。1966年に、フランソワ・ル・リヨネー、レーモン・クノーなどの率いる実験文学集団「ウリポ」に加わり、言語遊戯的作品の制作を行う
塩塚秀一郎[シオツカシュウイチロウ]
1970年、福岡県に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、パリ第三大学博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専攻、フランス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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