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出版社内容情報
デリダの脱?構築概念を創造の哲学と位置づけ、今後の文化価値創造、世界社会運営へのデリダ哲学の貢献可能性の如何を問う。
中田光雄[ナカタミツオ]
1939年生まれ。筑波大学名誉教授、仏国学術勲章
内容説明
“脱‐構築”を“創造”活動の一環として捉え、“アポリア”の先鋭化をもって、すでに失効しつつある伝来の、調和、整合性、弁証法的止揚、二律背反、逆説弁証法、…を克服する“メタポリア”実践への企て。
目次
序章 脱‐構築を脱‐構築する―“D´econstruction”論
第1章 脱‐構築から、発生を迎えて、創出する―“Genesis・Facere”論
第2章 アポリアを、メタポリアに先立って、先鋭化する―“Aporia”論
第3章 他・異なるものを開披・創出する―“Invention”論
第4章 他・異なるものの開披・創出を命ずるもの―“Imp´eratif”論
第5章 出‐来‐事を到来させ、アポリア創成動を解き放つ―“´Ev´enement”論
結章 ロビンソン・クルーソーをハイ・デ・リダする―“Walten”論
著者等紹介
中田光雄[ナカタミツオ]
1939年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。パリ大学大学院哲学科博士課程修了。仏国文学博士(哲学)(Doc.es Lettres)。筑波大学名誉教授。仏国学術勲章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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