マンガ視覚文化論―見る、聞く、語る

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  • サイズ A5判/ページ数 418p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784801001831
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

前著『マンガを「見る」という体験』に続き、マンガ研究の最前線を走る12名によるマンガ論のハードコア!!
〈マンガ的体験〉を〈近代〉の枠組みのなかに置き、マンガを「見る」「聞く」「語る」という知覚体験から捉えなおし、コマ/フレーム/フキダシについて斬新な切り口から論じる画期的な論集。

鈴木雅雄[スズキマサオ]
編集

中田健太郎[ナカタケンタロウ]
編集

内容説明

前著『マンガを「見る」という体験』に続き、マンガ研究の最前線を走る12名によるマンガ論のハードコア!!“マンガ的体験”を“近代”の枠組みのなかに置き、マンガを「見る」/「聞く」/「語る」という知覚体験から捉えなおし、コマ/フレーム/フキダシについて斬新な切り口から論じる画期的な論集。

目次

序章 「見る」ことから「語る」ことへ
1 表現論と視覚文化論―「読む」のか「見る」のか
2 感覚の広がり―「見る」から「聞く」「感じる」へ
3 語るイメージの近代―「読む」ことと「聞く」こと
4 マンガのフレームとシステム―ふたたび表現をめぐって
終章 観察者の行方―ポスター、絵本、ストーリー・マンガ

著者等紹介

鈴木雅雄[スズキマサオ]
1962年、東京都生まれ。早稲田大学教授。専攻、シュルレアリスム研究

中田健太郎[ナカタケンタロウ]
1979年、東京都生まれ。日本大学ほか非常勤講師。専攻、シュルレアリスム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

貝殻会計

1
今の自分は読まなくていい本

田中峰和

1
マンガ研究の最前線を走る12人によるマンガ論文集。マンガを見る・聞く・語るという知覚体験から捉えなおし、コマ・フレーム・吹き出しについて斬新な切り口から論じる。「マンガと見なす」ことについての論考が参考になる。マンガの定義において、コマ割りの役割は大きい。50年代、児童雑誌や少女雑誌には絵物語のジャンルがあったが、マンガはコマ割りによる展開でより多くの読者を掴んだ。50年代にもう一つ目立ったのは少女マンガのスタイル画。服装のデザインや着こなしをストーリーとは別に登場させる手法は少女たちのブームとなった。2017/06/10

黒髪

0
泉さんが、『脳の中の幽霊』などを引き合いに出して認識論(?)を展開していて楽しかった。2017/12/05

とんび

0
漫画論の錚々たる著者陣が並んでいて、内容もバリエーションがあり非常に豊か。 引用されている漫画論の多さに、積み上げられた漫画論の広さ深さを感じる。 漫画を映画や小説と同じようにしか語れなかった時代から、漫画を漫画として語れる時代へ。 良くぞ、やっと、ここまで来た。という感じ。2017/08/21

よっちん

0
研究室2021/10/23

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