内容説明
二十余年で1700名を超える青年たちを育てた人材教育のスペシャリストが教える、仕事と人生の極意。松下幸之助直伝。
目次
第1章 人生のはじまり
第2章 松下電器と松下幸之助
第3章 営業の極意を学ぶ
第4章 松下政経塾へ
第5章 素晴らしき師たちとの出会い
第6章 政治との出会い
第7章 松下幸之助の求めたものを求める
第8章 生きた証としてのデイリーメッセージ
第9章 これから立つ!
著者等紹介
上甲晃[ジョウコウアキラ]
昭和16年大阪市生まれ。40年京都大学卒業と同時に、松下電器産業(現・パナソニック)入社。広報、電子レンジ販売などを担当し、56年松下政経塾に出向。理事・塾頭、常務理事・副塾長を歴任。平成8年松下電器産業を退職、志ネットワーク社を設立。翌年、青年塾を創設。同塾で20年以上にわたる指導を続け、1700名を超える若者たちを育ててきた人材育成のスペシャリストである(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ach¡
34
昨日、講演会に行きナマ上甲さんを拝んできた。そこでゲットした新刊。会いたい人には会えるうちに会いに行く!子どもを留守番させて行ったので懇親会に出ないで帰ってきたのが非常に心残りだが、私の敬愛する三浦綾子氏とのエピソードが聞けてachi感激♡松下幸之助の教えや志を引き継ぎ、凡事徹底する上甲さんのブレなさが本当にかっこいい。講演の内容もほとんどこの本に詰まっている。経営哲学というより人生の道しるべ。私も今日から心の背骨を正して生きて行こう『知っているだけではアカンできる人になれ』私は何を凡事徹底して生きようか2018/12/06
Mik.Vicky
4
筆者の自慢が散りばめられているのがちょっと気になったが、松下幸之助がいかに偉大な人物だったかがよくわかる本。よく考えたら、松下本はほとんど読んだことが無い。読みたいと思いつつ何年も経過してしまった。2019/01/20
ゆきまさくん
1
松下幸之助翁の薫陶を受けた上甲晃先生の本。松下政経塾に教務部長、塾頭として関与したことが、今日に繋がるわけだが、それに加えてこれまでの氏の歩みが書かれている。そこで氏が学び得たこと。①人間の一生は、九割は自分の意思ではどうにもならない運命にあるから、避けられない運命は喜んで受け入れるべきであること。即ち「縁」と「運命」を受け入れる。②失った財産は取り戻すことができても、一度失った信用は、なかなか取り戻せないから、何よりも信用が大事であること。③人間の行動は、天が見ているということ。どれも染み入る言葉だ。2019/05/05