内容説明
江戸幕末、数多くの逸材を育てた吉田松陰が、若き男子のために遺した生き方心得を幻の名著『武教全書講録』に学ぶ。
目次
武士の行うべきこと
愚直に道を守る
仁義を自得する
武士としての心得
志の高さ
覚悟の道とは
武士の志
心中に覚悟をもつ
己の敵は己と知る
武士の家計
男子の覚悟、女子の節義
男の忠孝が女の貞節を育む
気力を奮い起こせ
著者等紹介
川口雅昭[カワグチマサアキ]
昭和28年山口県生まれ。53年広島大学大学院教育学研究科博士課程前期修了。山口県立高校教諭、山口県史編さん室専門研究員などを経て、平成10年岡崎学園国際短期大学教授。12年より人間環境大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yuichi Yamasaki
7
致知に紹介されてたので購入。。。川口さんは山口県の人なのか。113冊。2014/10/22
ja^2
2
吉田松陰の「武教全書講録」を訳し、その解説をするとして、著者のご高説を賜るという形式の本である。だが、引用、引用また引用で解説の体をなしていない。▼解説というよりは著者の個人的な感想が僅かに添えられているに過ぎない。その僅かな感想の中にも著者の浅薄かつ時代錯誤的な見識と品性・人間性が垣間見えて、文章というのはつくづく怖いなと思った次第。▼「勇の弊は或いは暴戻に陥ることあり」と松陰先生も言っているではないか。恐れ多くも教育者たる者が「即、表に出ろ」などと言っている場合ではないのである。猛省して欲しいものだ。2015/01/12