内容説明
躍進の秘訣は「孫子」にあり。中卒から一代で日本一の靴下屋を築き上げた男が、いま説き明かす。
目次
序章 『孫子』について
第1章 実戦・始計篇(上)(孫子曰く、兵は国の大事、死生の地、存亡の道なり、察せざるべからず;故にこれを経るに五事を以てし、これを校ぶるに計を以てして、その情を索む。一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法なり ほか)
第2章 実戦・始計篇(中)(主、いずれか道ある;将、いずれか能ある ほか)
第3章 実戦・始計篇(下)(兵は詭道なり;故に、能あるも不能を示し、用なるも不用を示し ほか)
第4章 その他十二篇の名言と教え(作戦篇(二)
謀攻篇(三) ほか)
著者等紹介
越智直正[オチナオマサ]
昭和14年愛媛県生まれ。中学校卒業後、父の遺言で大阪の靴下問屋に丁稚奉公。以来、靴下一筋の人生を歩む。43年独立、靴下卸売業ダン(現・タビオ株式会社)を創業。平成12年大阪証券取引所2部に靴下専業企業として初の上場を果たす。14年英国ロンドンに海外初となる店舗を開店。靴下の製造・卸・小売で業界のトップの座に就く。20年5月末、代表取締役会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ちなつパパ
3
単なる「孫子」の解説本にあらず。著者の実践と経験に裏打ちされた解釈には説得力あり。「論語読みの〜」ならぬ「孫子読みの孫子知らず」であることを痛感させられた。古典は、実践に活かしてなんぼ!まだまだ精進が足りない(>_<)2014/03/16
芸術家くーまん843
3
タビオ代表取締役会長の越智直正さんによる一冊で中学を卒業して単身上阪することになった際恩師から中国古典を読むよう指示され『孫子」を読み始めたようでその教えが随分と経営の役に立ったよう。そんな越智会長が『孫子」を解説しそこから学んだ経営の要諦を紹介。タビオは立地が物を言い迅速な補充で競合店を駆逐することに成功。実際の経営と『孫子」のエッセンスが解説されておりビジネスマンの教養として有用な一冊。2014/02/09
所沢
0
兵法についても、原理原則はビジネスに利用できると感じた。最も効率の良い勝利は戦わずして勝つのは当たり前であるが、時代性を考慮すると凄いと思った。2014/08/06
Mikio Nakagawa
0
これはすごく良い本。何度も読み返したい。2015/02/26
ダンゴ☆ルッチ
0
難しかったです。また読み直します♪2014/06/18