出版社内容情報
2023年11月17日に中村淳彦氏原作の『東京貧困女子』がWOWOWでテレビドラマ化されました。貧困女子は、現代の大きな問題として、クローズアップされています。宝島社で、著者の中村氏は、貧困に陥ってきた風俗やAV業界にいる女性たちをルポルタージュしてきました。今回は、そのなかでも、女子大生にスポットを当てて、取材しています。なぜ彼女たちは、風俗嬢となったのか? その真実に迫ります。
内容説明
大学生活を送るためのお金に困り、どうしようもなくなって、最終手段であるカラダを売る女子大生。これは彼女たちの倫理観が欠如しているわけではなく、国の衰退によるしわ寄せが若者世代にいっているためだ。親も仕送りができず、奨学金は単なる借金と化す。これは、ブラックバイト以上に深刻な社会問題だ。勉学を続けるために不特定多数の異性に性的行為を売らざるを得ない状況は、なぜ起こっているのか。“ハダカの青春”を送らざるを得なくなった現実をレポートする。
目次
第1章 毒親チルドレン
第2章 スカウトされた女たち
第3章 最底辺風俗嬢
第4章 性を売るエリート学生
第5章 パパ活女子たちの生存戦略
第6章 ハダカになる母親たち
著者等紹介
中村淳彦[ナカムラアツヒコ]
1972年、東京都生まれ。ノンフィクションライター。貧困や介護、AV女優、風俗などの分野でフィールドワークを行い、執筆を続ける。貧困化する日本の現実を可視化するために、過酷な現場の話にひたすら耳を傾けている。音声メディア「Voicy」を毎日更新し、人気パーソナリティとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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