出版社内容情報
2023年3月に東京証券取引所が公表した資料によって、プライム市場に上場する企業の約半数、スタンダード市場では約6割がROE8%未満かつ”PBR1倍割れ”という、将来的な資本収益性や成長性が期待しにくい状態にある評価が明らかにされました。
公表から数年経過しておりますが、統計的に目立つ改善はなかなか見受けられないようです。これには、日本企業を取り巻く経営環境(市場の成熟、労働人口減少、国際競争、デジタル技術の発展)などが複合的に作用していることで、既存事業の延長線上での成長が困難になっている要因が大きいです。
この状況を打破するための成長ドライバーとしては、「事業ポートフォリオ」「成長投資」「M&A」が挙げられますが、これらは単体で実施するのではなく、「資本コスト経営」という物差しを取り入れ、「三位一体の運用」を行うことで実現しやすくなります。
本書は、資本コスト経営やM&A戦略に一定の知識を持つ読者の方々だけでなく、これから取り組もうとする方々にとっても、組織内での検討・議論の素材として活用していただけるよう丁寧に構成しました。
自社のポートフォリオ戦略や資本配分のあり方、M&Aの進め方について新たな視点を得て、資本市場の変化を経営の進化へとつなげていく一助としてご活用ください。
【目次】
はじめに─なぜ今、「事業ポートフォリオ戦略・成長投資・M&Aの一体運用」が求められるのか
第1部 現状認識と資本コスト経営の基本構造
第1章 PBR1倍割れの現状と構造課題
第2章 資本コストと株価を意識した経営の実践
第2部 事業ポートフォリオ戦略を起点とした成長投資・M&Aの統合戦略
第3章 事業ポートフォリオ戦略の立案と実行
第4章 オーガニック成長への戦略的投資
第5章 低ROIC事業の切り出し戦略
第3部 M&Aの実行とリスクマネジメント
第6章 事業ポートフォリオ戦略の実現手段としてのM&A
第7章 M&A意思決定のための統合評価フレームワーク
第8章 M&Aリスク評価の構造と実践
第9章 M&Aのヒヤリハット分析と事前対応策
第10章 企業価値評価とバリュエーション実務
第11章 契約・クロージング実務とリスク管理
第4部 統合(PMI)とガバナンスから見た価値最大化
第12章 PMIと統合価値創出
第13章 統合運用アプローチとガバナンス
おわりに―新結合による未来志向のポートフォリオ経営
内容説明
停滞を超え、価値創造の新ステージへ。ROIC‐WACCで設計する、事業ポートフォリオ・成長投資・M&Aの統合的運用が、日本企業を“停滞から飛躍”へ導く。
目次
第1部 現状認識と資本コスト経営の基本構造(PBR1倍割れの現状と構造課題;資本コストと株価を意識した経営の実践)
第2部 事業ポートフォリオ戦略を起点とした成長投資・M&Aの統合戦略(事業ポートフォリオ戦略の立案と実行;オーガニック成長への戦略的投資;低ROIC事業の切り出し戦略)
第3部 M&Aの実行とリスクマネジメント(事業ポートフォリオ戦略の実現手段としてのM&A;M&A意思決定のための統合評価フレームワーク;M&Aリスク評価の構造と実践;M&Aのヒヤリハット分析と事前対応策)
著者等紹介
西本隆文[ニシモトタカフミ]
公認会計士、税理士、不動産鑑定士。1980年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、有限責任監査法人トーマツを経て、西本隆文公認会計士事務所を開設。税理士法人AAA・株式会社AAA鑑定の代表者も務める。専門は税法・不動産評価・事業承継/M&Aアドバイザリー全般(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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