出版社内容情報
「生成AIってなに?」「どうやって使うの?」
――そんな疑問に、やさしく、たのしく答える子ども向けの入門書が登場!
本書は、文章や絵、音楽を生み出す生成AIの「あいちゃん」と、
その力を活かそうと奮闘する小学生の「りくくん」の対話を通じて、
AIの仕組みや活用方法を自然に学べる一冊です。
AI(人工知能)は今、私たちの生活のあらゆる場面に広がっています。
スマートフォンの音声アシスタント、動画や音楽アプリのおすすめ機能、
そして教育現場――日常の中に当たり前のように存在するAIは、
便利で楽しい一方、上手に使いこなす力が求められるようになってきました。
とくに、これからの未来を生きる子どもたちにとって、
「AIとどう付き合うか」は避けては通れないテーマです。
本書では、小学生にもわかりやすい言葉と豊富なイラストを使いながら、
AIを正しく、安全に、そして創造的に活用するための知識と考え方を伝えます。
単なる「使い方」を紹介するだけでなく、自分のアイデアや工夫をどう活かすか、
AIをどう活用してよりよい学びや遊びにつなげていけるかといった、
未来に役立つ視点も盛り込まれています。
制作には、実際に小学校でAIを授業に取り入れている3人の先生が協力。
教育現場の知見を生かした実践的なアドバイスがちりばめられ、
家庭や学校での活用にもぴったりです。
子どもだけでなく、保護者や先生にとっても、
AIとの付き合い方を一緒に考えるヒントになるでしょう。
「難しそう」「まだ早いかも」と思う前に、
まずは親子でこの一冊を開いてみませんか?
生成AIとの出会いを、ワクワクする学びに変えてくれる一冊です!
【目次】
はじめに「未来を生きる力を育むために」
第1章:AIってなに?
・AIってどんなもの?
・人間とAIの違い
・AIの歴史をちょっとのぞいてみよう
・身の回りにあるAIを探してみよう
第2章:AIはどう使われているの?
・ゲームやアプリの中のAI
・スマホやインターネットで役立つAI
・クリエイティブに生かされるAI
・研究分野で活躍するAI
第3章:AIを上手に生かす方法
・AIに何ができて、何ができないの?
・勉強や遊びでAIを活用してみよう
・AIに頼りすぎないバランスの取り方
・「賢い質問」がAIをもっと便利にする!
第4章:AIとプライバシー・安全な使い方
・AIと私たちのデータ
・インターネットで気をつけるべきこと
・プライバシーを守る方法
・AIに騙されないための知識
第5章:AIの未来と私たちの役割
・AIがもっと進化したらどうなるの?
・人間にしかできないことって何?
・AIと一緒に社会を良くするには
・AI時代を生きるために、私たちが今できること
おわりに「AIと一緒に素敵な未来を作ろう」
内容説明
AIに仕事を奪われない大人になる!これからの時代を生き抜くために知っておきたい生成AIの活かし方。AIと一緒に「考える力」が育つ本当に役立つ入門書。
目次
第1章 AIって何?
第2章 AIは生活の中でどう使われているの?
第3章 生成AIを使ってみよう【基本編】
第4章 生成AIを使ってみよう【応用編】
第5章 生成AIとプライバシー・安全な使い方
第6章 生成AIの未来と私たちの役割
著者等紹介
田中博之[タナカヒロユキ]
早稲田大学教職大学院教授。1960年北九州市生まれ。大阪大学人間科学部卒業後、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程在学中に大阪大学人間科学部助手となり、その後大阪教育大学専任講師、助教授、教授を経て、2009年4月より現職。研究活動として、学級力向上プロジェクトの研究、子どもの学習改善と学習評価の開発研究、子どもの自己成長力を伸ばす授業づくり、生成AIの教育利用の研究等、これからの学校に求められる新しい教育手法を作り出していく先進的な研究に従事
樋口悠[ヒグチユウ]
山梨学院小学校カリキュラムセンター長。早稲田大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻修了。教育における生成AIの実践的活用に焦点を当て、ICTの教育的可能性の研究に従事。とりわけ、初等教育における生成AI活用実践を研究し、人間とAIの協働プロセスにより創造力の育成を図る「Human‐AI Creation Cycle Model」の提案とその授業実践を通じて、AI時代における新たな学びの形を提示している。革新的なICT活用教育実践が集うICT夢コンテストで文部科学大臣賞を受賞。文部科学大臣優秀教教職員表彰 社会に関かれた教育実践奨励賞を受賞
宮田好展[ミヤタヨシノブ]
洗足学園小学校教諭。ICT統括、入試広報および進路指導部の責任者を務める。社会科を担当し、子どもたちが社会問題を「自分ごと」として捉え、主体的に学ぶ授業を実践している。ICTや生成AIの教育活用に関心が高く、生成AIパスポートをはじめ、Google Certified Professional ChromeOS AdministratorやDaVinci Resolve 18 Certified Trainerなど多様な資格を有する。小学校間のオンライン交流学習や探究的な学びを通じて、子どもたちが学びを社会に発信する力を育むことを目指す。総合旅行業務取扱管理者資格を保有
佐藤典子[サトウノリコ]
仙台市立小学校教諭。校内研究、学力向上、情報教育を担当。2025年度は、児童の主体的な学びを育む授業づくりに重点的に取り組んでいる。2024年度、早稲田大学教職大学院を修了。田中博之教授のもとで、生成AIを活用した授業に関する実践研究を行った。ICTの効果的な活用や、子どもが主体的に学びに向かう環境づくりに関心がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。