集英社文庫<br> 真夜中のマリオネット

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集英社文庫
真夜中のマリオネット

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446593
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

私が救ったのは、天使か、悪魔か――。

殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。
婚約者を殺された救急医の秋穂は、深い悲しみを抱えながらもなんとか職場に復帰をしたところだった。
そこに運ばれてきたのは、交通事故で重傷を負った美少年・涼介。

無事、命を救うことができたが、手術室を出た秋穂に刑事が告げる。
「彼は『真夜中の解体魔』だ」と――。

涼介に復讐しようとする秋穂に、涼介は綺麗な涙を流しながら訴える。
「僕は罠にかけられただけなんです」と――。

無実に思える証拠を見せられた秋穂は、ためらいながらも涼介と真犯人を探すことになるが……。
涼介は真犯人に操られた哀れな人形(マリオネット)なのか、それとも周囲を操る冷酷な人形遣いなのか。

ラスト1頁(ページ)、あなたは必ず絶叫する! 衝撃のクライムサスペンス。


【プロフィール】
知念実希人(ちねん・みきと)
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー(19年『レゾンデートル』として文庫化)。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年には『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーとなる。18年『崩れる脳を抱きしめて』、19年『ひとつむぎの手』、20年『ムゲンのi(上・下)』と本屋大賞に3年連続でノミネートされる。24年『放課後ミステリクラブ 1 金魚の泳ぐプール事件』で本屋大賞ノミネート。『優しい死神の飼い方』『時限病棟』『リアルフェイス』『レフトハンド・ブラザーフッド』『誘拐遊戯』『十字架のカルテ』『傷痕のメッセージ』『硝子の塔の殺人』など著書多数。

内容説明

一晩かけて遺体をバラバラにする猟奇殺人鬼「真夜中の解体魔」に婚約者を殺された救急医の秋穂は、傷心のまま職場に復帰する。そこにバイク事故で重傷を負った美しい少年・涼介が搬送されるが、彼こそが「真夜中の解体魔」だと刑事から聞き、復讐を決意。対して、涼介は潤んだ目で冤罪を訴え…。果たして彼は無垢な天使か、残忍な悪魔か。ラスト1頁、必ず絶叫する!衝撃のクライムサスペンス。

著者等紹介

知念実希人[チネンミキト]
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業、日本内科学会認定医。2011年「レゾン・デートル」で第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。12年、同作を改題し、『誰がための刃』で作家デビュー。14年に始まる「天久鷹央」シリーズで人気を博す。15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞し、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』『ムゲンのi(上・下)』で18年、19年、20年本屋大賞連続ノミネート。『硝子の塔の殺人』で22年本屋大賞ノミネート。『放課後ミステリクラブ1 金魚の泳ぐプール事件』で24年本屋大賞ノミネート。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

112
図らずも婚約者の殺害容疑のかかった男の命を救う事になってしまった救急医・小松秋穂。助けた男に殺意を覚え復讐を企てるも、男は無実を訴え真犯人が別にいると言う。事件の真相を探るべく、秋穂は協力する事になる…。伏線の張り方が明確で分かり易い。なんとなく想像した通りに物語も進んでいく感じだった。その点で言うととても読みやすく分かりやすい印象を受ける。それでも結末は猟奇的で読み応え十分。その男は天使か!?それとも悪魔か!?最後の最後まで気を抜けない面白さがあった。2024/10/26

キナコ

65
あまりの面白さに一気読みした作品。救命医者が助けたのは天使か悪魔か…。人を助けたいと思う気持ちと恋人の仇かもしれないという葛藤。周囲の発言も様々。きっとその人の立場から見える範囲が違うんだろうけど、完全に騙されたなぁ。後半のどんでん返しを読んでもう一度読んだくらいの衝撃。サイコパスとソシオパスが上手く取り入れられた作品。2024/09/11

みやび

48
読み始めて早いうちから真犯人の予想がついていたので、結末も「あぁ、やっぱり」という感じだった。主人公の言動や思考がどうにも好きになれず、イラっとしてしまう部分が多々あったせいか物語に今ひとつ入り込めず、何と言うか全体を俯瞰しながら読んでいたため、却って伏線なども分かり易かったのかもしれない。けれどもクライマックスにかけてのスピード感は読ませてくれるし、物語が二転三転するため主人公に感情移入出来ればもっと楽しめたのだろうとは思う。あともう少し「真夜中の解体魔」自身に説得力ある魅力が欲しかったかなぁ。2024/08/12

よっち

30
殺人鬼「真夜中の解体魔」に婚約者を殺され、悲しみからようやく復帰した救急医の秋穂。搬送されてきた美少年・涼介が「真夜中の解体魔」の容疑者だと知ってしまうクライム・サスペンス。涼介に復讐しようとする秋穂に、涙を流して無実を訴える涼介。無実に思える証拠を見せられ、ためらいながらも涼介と真犯人を探す秋穂。真逆の証言が積み重ねられて二転三転する涼介の印象、そして散々振り回された先に待っていた思ってもみない事件の決着。何だか釈然としない幕引きと感じながら終盤読んでいましたが、最後に待っていた結末に見事やられました。2024/06/20

まぁみ

29
面白いんだけと、ね。展開もキャラもなかなか魅力的で最後まで読む手を止められなかった。が、しかしだ、私の感想は「だと思った」。女医があまりに阿呆で残念でした。バッドエンドもいいが、やはり読後感は良くない。面白かったんだけどねw2024/10/05

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