祥伝社文庫<br> 家康、江戸を建てる

個数:

祥伝社文庫
家康、江戸を建てる

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月19日 02時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 488p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396344740
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第155回 直木賞候補作。本郷和人氏推薦!
テレビドラマ化!
職人の情熱と技術が家康の夢を実現する、壮大な物語。

新しい時代を「建てる」とは、まさにこういうこと
本書は壮大な荒野を開拓し、大都市・江戸を作った家康(いえやす)と、その家臣たちと、地元の職人たちの活動を描いている。利根川(とねがわ)の流れを大きく曲げ、金貨を鋳造(ちゅうぞう)し、飲み水を引き、江戸城の石垣を積み、天守閣を建てる。その一つ一つに男たちは文字通り命を賭(か)ける。
他の人々のも共通することだが、カネではない、名誉でもない。男たちはやりがいを求めて、おのが仕事にプライドをもって「江戸」を、現在の東京を「建てた」のだ(解説より抜粋)。

「北条(ほうじょう)家の関東二百四十万石を差し上げよう」天正(てんしょう)十八年、落ちゆく小田原(おだわら)城を眺(なが)めつつ、関白豊臣秀吉(かんぱくとよとみひでよし)は徳川家康(とくがわいえやす)に囁(ささや)いた。その真意は、湿地ばかりが広がる土地と、豊穣(ほうじょう)な駿河(するが)、遠江(とおとうみ)、三河(みかわ)、甲斐(かい)、信濃(しなの)との交換であった。家臣団が激怒する中、なぜか家康は要求を受け入れる──ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、日本史上最大のプロジェクトが始まった!

内容説明

「北条家の関東二百四十万石を差し上げよう」天正十八年、落ちゆく小田原城を眺めつつ、関白豊臣秀吉は徳川家康に囁いた。その真意は、湿地ばかりが広がる土地と、豊穣な駿河、遠江、三河、甲斐、信濃との交換であった。家臣団が激怒する中、なぜか家康は要求を受け入れる―ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、日本史上最大のプロジェクトが始まった!

著者等紹介

門井慶喜[カドイヨシノブ]
1971年生まれ。同志社大学卒。2003年に「キッドナッパーズ」で第四二回オール讀物推理小説新人賞を受賞。15年『東京帝大叡古教授』が第一五三回、翌一六年『家康、江戸を建てる』が第一五五回直木賞候補に。同年『マジカル・ヒストリー・ツアー』で第六九回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞。18年『銀河鉄道の父』で第一五八回直木賞を受賞する。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

544
時を遡り高二の冬、受験科目に世界史を捨てて日本史に逃げたわたくし。ひたすら年号と人物、その偉業を覚えこむ日々。そこには人物の「キャラクター」は存在しない。今作はその肉付けに大きく一役買ってくれた。お江戸は家康が移って来たときから既にお江戸だったわけじゃない。川の流れを変え、金貨を作り、石垣を作って天守閣を建てた、職人とエンジニアの物語。まともな地図も掘削機も、もちろんパソコンもない1600年代に、川の流れを変えよう、と思いついた先達には、尊敬の念しかない。モノを造る男たちは、いつの時代にも輝いている。2020/08/11

三代目 びあだいまおう

335
世界に冠たる大都市『TOKYO 』その礎であり当時世界一の人口を誇った『江戸』 なるほど戦国末期までの日本の中心は京都大阪!まさに西高東低。天下を手中にした秀吉は、家康に今の所領を捨て江戸に行けと命じる。当時かの土地は『だめな土地』『見捨てられた土地』。いわば秀吉による体のいい権力引き剥がしである!家康は受諾した!荒ぶる川の流れを変え貨幣経済を作り、水を整え街を創った!本書は家康の命を受け未曾有の街創りをした面々を描く。日本橋や銀座、井の頭や水道橋等地名の由来にも触れ、とても楽しい読書時間でした‼️🙇 2019/05/08

海猫

276
江戸という都市開発プロジェクトを全5話で各方面から描く、オムニバス。歴史時代小説にしては重みと格調の無さすぎる文章にちょっと面食らった。とはいえ読みにくいわけでもなく、各話のエピソードや切り口が興味深く、面白く読めた。タイトルのイメージに反して家康の出番は少ない。そのぶん、各話でそれぞれの職人たちが出てきて印象に残る行動言動を取る。どのプロジェクトも時代が時代なので何十年もかかったりもする。なのでなおさら何か事業に人生を賭けるということについても、思いを馳せてしまう一冊であった。2018/12/20

小梅

241
面白かった! 新年、最初の読了に相応しい作品でした。 さて、読み終わってから観るために録画しておいたドラマを観ます。2019/01/03

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

184
もう手垢の付いた題材だと思った家康にこんな切り口があったとは。秀吉から関八州に移封された家康が選んだのは、小田原でも鎌倉でもなく江戸。何もない荒地に石を切り城を築き、川の流れを変え、貨幣を作り、水道を引き街を造り上げる職人達の壮大なプロジェクトX。家康の命を受け中には親子三代に渡る長大な事業を行う者もある。戦乱の世を治め当時世界最大の都市の基礎を築いた功績は大きい。ラスト、完成したばかりの純白の漆喰で塗られた江戸城の天守閣で語る家康と秀忠親子の対話シーンに持っていかれました。お見事!五つ星です。★★★★★2019/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13270340
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品