出版社内容情報
2030年の先を描く力を身につけるために
本書では、日本経済新聞社の記者と開発経済論を専門とする大学教授が、大学生にSDGsに関する情報や見方を提供することで、自ら課題を見つけて調べるための技法を提示する。
SDGs関連の本が数多く出版されている中で、本書は「自ら課題を見つけて調べる」ことに焦点を当てる。今の大学生は、大学入学以前から探究学習などで自ら調べることに取り組んできているため親和性は高いと思われがちだが、その取り組みの深さはまちまちである。
本書では、高校時代から探究学習などに触れてきており、大学でさらに深めたいと考えている意識の高い大学生向けに、SDGsにかかわるテーマから課題を見つけ、行動するための思考プロセスを示す。
そうして見つけたテーマを、大学生活の後半で深掘りできるような橋渡し役となる本である。
また、これから入学する大学生が卒業するときには、SDGsの達成期限である2030年末が目前に迫っている。そのため、SDGsを概観した上で、その先の姿も見据えて行動できる人物が一層求められるようになると予想される。そのためには、自ら動き、根拠のある情報を集めて整理することができるようになる必要があり、新聞記者の持つ取材スキルが大いに役に立つはずである。
内容説明
新聞記者とともに、社会課題を見つけに行こう!2030年以降の世界をどのように描いていけばよいのか?問いを発見するためのアイデアが満載の必読テキスト!
目次
第1部 自ら調べ、考え、行動するために必要なこと(社会課題の見つけ方とメディアリテラシー;「調査報道」最前線;地方事情を取材して発信する)
第2部 SDGsから描き出す課題とミライ(SDGs―人類が英知を結集して解決すべき21世紀の課題群;地球環境問題の科学と政治;科学技術で持続可能な世界を築けるのか;SDGs先端企業や自治体が変える社会;SDGsとサステナブル消費 ほか)
感想・レビュー
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