出版社内容情報
今、多くの企業は、人手不足、原価高騰、多様なニーズへの対応という課題を抱えている。そんな状況の中で、特に売り上げを左右し、どうしてもノウハウが属人化してしまう、営業人材の育成が急務である。
「営業力を強化しよう」「営業はこうすればいい」という本はたくさんあるが、会社によってビジネスモデルも置かれている状況も違うので(BtoBかBtoCか、ルート営業か新規開拓か、どういう業界・商材か)、そのまま使えないことが多い。
そのため、むしろ「自社オリジナル教科書」を作ってしまった方が、後々楽である。
本書では、その作り方を解説する。とりわけ、外部の研修を導入する予算がない会社の幹部(中小であれば社長や営業部長、ある程度規模が大きくなると営業のマネージャーや人事部など)、また大手企業で研修予算があっても結果が出ていないところにとっては、自社で人材を育成するためのノウハウを蓄積するために必ず役に立つ一冊となる。
内容説明
属人化したノウハウを言語化し、共有して営業のパフォーマンスをあげるメソッドがこれ一冊でわかる!
目次
序章 自社オリジナル教科書が必要な理由
第1章 自社オリジナル教科書のススメ
第2章 教科書の作り方1 前提と準備
第3章 教科書の作り方2 情報収集と研究・分析・整理
第4章 教科書の作り方3 教科書にまとめる
第5章 教科書を使い、ノウハウを定着させる
第6章 教科書による成長の成果
著者等紹介
加藤じゅういち[カトウジュウイチ]
株式会社Loophole japan代表取締役。1992年、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。株式会社リクルートへ新卒入社、21年半在籍。HR事業のクリエイティブディレクターから、広報室、進学事業、ホットペッパー事業、人事教育グループを渡り歩く。営業への同行を通じて、売れる営業と売れない営業の両方を目の当たりにし、その差分を研究。即戦力を育成するノウハウを開発してきた。その後、外資系ディーラー企業でのセールストレーナー、ベンチャー企業の取締役を経て、2017年、Loophole Japanを創業。2019年に株式会社として法人化し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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