出版社内容情報
本書は、日本企業で働く外国籍新入社員および就職希望留学生が、日本の商慣習とビジネスマナーを学ぶための教材です。ビジネス日本語だけでなく、ビジネスマナー、仕事の進め方、個人情報保護法などの法的ルールについても、具体的な事例を交え、クイズやワークを盛り込み解説しています。
改訂版では、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて変化した仕事のスタイル(オンライン化等)について追記し、近年の状況に合わせた更新を行っています。各節(全40節)に対応した「副教材」へのリンク、ダウンロード特典:「理解を深めましょう」など、本書をより効果的に活用するための工夫も行っています。
内容説明
本書は、日本企業で働く外国籍新入社員および就職希望留学生が、日本の商慣習とビジネスマナーを学ぶための教材です。ビジネス日本語だけでなく、ビジネスマナー、仕事の進め方、情報セキュリティなどの法的ルールについても取り上げています。
目次
第1章 ビジネスコミュニケーション(研修があると言われましたが…(日本人と働く心がまえ)
課長と食事に行きましたが…(上司・先輩との付き合い方) ほか)
第2章 ビジネスのルール(電車の事故で遅刻をしましたが…(時間厳守)
仕事のために休日出勤をしましたが…(就業時間) ほか)
第3章 社内のマナー(話はきちんと聞いていますが…(話を聞くとき)
内容を忘れることはありませんが…(指示を受けるとき) ほか)
第4章 社外のマナー(電話のあとに先輩に注意されましたが…(ウチとソトの関係)
名刺交換のことを注意されましたが…(名刺の扱い方) ほか)
第5章 ビジネスのスキル(お客さまと敬語で話したのですが…(敬語の使い方)
いろいろな日本語の表現を見ますが…(話しことばと書きことば) ほか)
著者等紹介
武田聡子[タケダサトコ]
特定非営利活動法人日本語教育研究所副理事・主任研究員。桜美林大学、国士舘大学、立教大学兼任講師。オーストラリア、シドニー工科大学で日本語教育のGraduate Diplomaを取得後、シドニー大学、サタデースクール等で日本語を教えながら、シドニー大学大学院でMA(アジア研究)取得。その後、東京の日本語学校、大学、企業、自治体などのさまざまな現場で日本語教師として従事。北区ボランティア教室の日本語支援者育成、日本語学校での日本語教師養成、企業におけるビジネスパーソンに対する日本語教師養成にも携わる。また教材作成、執筆、コースデザイン、コーディネーターも務める
長崎清美[ナガサキキヨミ]
特定非営利活動法人日本語教育研究所理事・研究員。駒澤大学、東京工芸大学非常勤講師。鉄鋼メーカー会社員を経て、日本語教師に転職する。社会人学生として大学で学び直しをしながら、好奇心の赴くまま、地域の教室、日本語学校、大学、海外での日本語教育(青年海外協力隊)、教師養成、外国人児童向け教材開発などに携わる。現在は企業におけるビジネスパーソンに対する日本語研修コーディネート、留学生の就職活動のサポート、ビジネス日本語教師養成などを中心に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。