出版社内容情報
「経営とは人間が作った"生きもの"である。生きものであるが故に命があり、個性がある。経営が生き続けるには、外部環境に順応し、内部環境に適応するしか生きられない。しかし経営は、その命も身体も差し替えて生き続けることが可能な不思議な生きものなのである。しからば経営の命とは何か、そして経営が生き続けるためには、何をどう考え、どうすべきなのか。」
日本能率協会における稀代のコンサルタント、岡田潔氏が生涯をかけて行ってきた経営調査活動における経験や体験などを土台に、経済成長真っ盛りの時期に、未来に向けて整理した『経営生きもの論』が、混迷を深めるいま、改めて甦ります。
その論考は今も、これからも通用するに違いありません。
内容説明
日本能率協会における稀代のコンサルタント、今でも伝説のコンサルタントとよばれている故・岡田潔氏(一九八五年病没)が、三十五年間にわたる経営調査活動における経験や体験などを土台に、未来に向けて整理した『経営生きもの論』。その論考は、経済成長真っ盛りの時期のものではあるが、今も、そして、これから先にも通用するに違いない。
目次
第1部 日本能率協会とコンサルティングの歩み(日本能率協会の創設―今から八十年前;岡田潔氏のコンサルタントとしての道のり)
第2部 経営生きもの論(経営は「生きもの」;革新こそ生き延びる道;マーケティングを経営の基軸に;身体としての組織の実態;活き活きとした健康組織を創るには;経営調査;コンサルティングとKJ法)