灯台に恋したらどうだい?

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  • サイズ A5判/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800311764
  • NDC分類 557.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

フリーペーパー『灯台どうだい』を自身で発行するほど、熱烈灯台女子である著者による、灯台愛溢れる、灯台読み物。美しい灯台の写真、灯台の仕組みや造り、役割、歴史などの知識のほか、灯台の愛し方ポイント、見るべき時間、灯台マニアたちの灯台の楽しみ方など、今まで気がつかなかった、灯台の新しい魅力に溢れる一冊!

内容説明

あなたの知らない灯台の世界へようこそ!灯台女子がおくる灯台マニア入門!何気なく見ていた灯台が愛おしくなる、灯台愛あふれる灯台の教科書。

目次

1 美しい灯台の世界(建築美;光学美;風景美;世界の灯台)
2 灯台を学問する(基礎知識;光とレンズ;灯台建設の歴史;古の灯台機器)
3 灯台を守る人
4 灯台マニアのひきだし

著者等紹介

不動まゆう[フドウマユウ]
東京生まれ。灯台の魅力を多くの人に知ってもらうため、2014年から自費で灯台のフリーペーパー『灯台どうだい?』を年に4回のペースで発行。新聞、テレビ、ラジオ等で「灯台」や「フレネルレンズ」の文化的価値を訴え、100年後の海にも美しい灯台とレンズを残すことを目指してアピールを続けている。灯台愛好会ライトハウスラバーズに所属し、毎年「灯台フォーラム」を企画・開催。公益社団法人燈光会一般会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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どぶねずみ

31
思えば私は一度も灯台に行ったことがない。未知な世界なので、早速借りて読んでみた。灯台は見た目のデザインも違えば、光の色、発光する時間の感覚、レンズの大きさも違うので、それぞれ1基ずつに役割が違う。色については、山や海に馴染めるように白いボディが多いが、雪が多い地方では赤いボディが多いようだ。いくら現代にGPSがあってもまだまだ灯台の役目はあるし、船の仕事をしている人にとってはいつまでも大切な存在だと知れば、神秘的にも感じるし、今更だけど私も灯台に興味を抱いた。この作者ほどのマニアにはならないけどね(笑)2017/11/16

ひなきち

19
灯台…。あらゆる芸術作品に登場してきた、心踊るモチーフ…!入門書としてさることながら、鑑賞用としても楽しんだ。建築様式、点滅の意味、その土地の歴史などを知った上で、世界中の灯台を巡ってみたくなりますね。時代の流れで、レンズの衰退、霧笛や灯台守…が無くなったのは残念。でもこれからも、相変わらず海運の安全を守り続けてほしいです(^_^ゞ2018/12/08

はな*

14
灯台ウォッチングの前に予習。灯台って絵になりますね、ほんとに。例外なく海と空とコラボされるので時間によって姿を変える面白さ、そもそも灯台のフォルムが美しい。そんな美しい灯台写真を混じえて語られる灯台のあれこれ。建築美、レンズ、歴史、灯台守などなど盛りだくさんな内容。「夕方から灯台の目覚めを待っている時間は恋人の寝顔を見つめているような気持ちになります。早く起こしたい気持ちと、もう少し寝かせてあげたい気持ちが…」というような著者の偏愛ぶり(失礼)も楽しかった。白レンガ造りの出雲日御碕灯台に行ってみたい。2022/04/08

むつこ

14
いろいろなジャンルで好きな女子がいるわけで今回は「灯台」にハマった女性の本。題名のダジャレに惹かれて図書館で借りてしまったけれど、世界の灯台の形に感心しつつどんどん私ものめり込んでいった。無人化、GPSも導入されて灯台の数は減ったが無くなってはいけないアナログ世界のひとつだろう。2017/12/15

13
タイトルは置いておくとして、ただの写真集にとどまらない灯台への愛が満ちあふれた一冊。戦時中、灯台への補給船は海のサンタクロースと呼ばれ、備品消耗品をとどける傍ら、灯台守の子どもには絵本やおもちゃをプレゼントし、船医による健康診断も受けることができたという記述にほええとなった。灯台は減っているけれども、万が一GPSが使えなくなったらどうするのか、前を見て操船するためにも灯台は必要という記述に深々とうなずく。カーナビだけ見てても、運転はできないもんなあ。いい本だった。2017/05/06

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