内容説明
これが『シン・ゴジラ』の原点だ!東宝スターと名スタッフ総勢18人がゴジラと傑作特撮を振り返るインタビューを、貴重な写真資料とともに発掘収録。
目次
宝田明
小泉博
土屋嘉男
佐原健二
佐藤允
夏木陽介
久保明
藤岡弘、
若林映子
水野久美
中島春雄
井上泰幸
開米栄三
鈴木桂子
中野昭慶
川北紘一
平田昭彦
河内桃子
東宝特撮映画リスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たいそ
4
特撮映画の出演者やスタッフへのインタビュー集。平田昭彦氏のように、すでに亡くなられて30年以上経つ方も掲載されている。「三大怪獣~」のサルの王女の名前の由来、今まで知らなかった(気づいていなかった)とか、「ガス人間~」のラストで爆発するホールのミニチュアの大きさとか、いろいろ驚かされた。「若気の至りで、ゴジラを飛ばしたりしたけどね(中野昭慶)。」2016/12/24
qoop
2
ゴジラシリーズに関わった俳優、スタッフのインタビュー集。故人となった方も幾人か。俳優陣に関しては、平成シリーズで昭和シリーズ出演者に再登場を乞うた訳だが、そのタイミングでインタビューが叶ったというのはこうなってみると貴重。佐藤充、夏木陽介といったあまり特撮関係の発言を目にしない俳優陣の証言は特に興味深い。専属制を敷いていた当時の東宝の雰囲気やスタッフ、共演者同士の関係などにも惹かれる。2016/09/14
Kazuhiro Sorimachi
0
「シン・ゴジラ」の公開にあわせた出版か。ゴジラはじめ東宝の怪獣特撮作品の出演者・スタッフ18名の過去のインタビューをまとめたもの。写真多数で見ていて楽しい。平田昭彦(84年没)、河内桃子(96年インタビュー98年没)など古い記事もあるがだいたい2010年ごろの記事が多い。ファイナルウォーズとレジェンダリーゴジラの合い間の時期。夏木陽介が本書のための録りおろし。最後の年表の「シン・ゴジラ」の公開年が2106年になっていた。2017/03/08
kaz
0
最初は写真を眺めるだけのつもりだったが、内容にひかれて、結局、インタビューも読んでしまった。俳優、特技監督はもちろん、美術スタッフや記録係(スクリプター)に至るまで、撮影中の出来事やそれぞれの時代、立場でのこだわり、その他のエピソードまで非常に興味深い。ギャラリーも、若かりしころの美男美女、セットの様子等がうかがえて楽しい。セットも、想像以上に大きい。若林映子と浜美枝という将来のボンドガールが驚異的に不美人に写った1枚の写真が、衝撃的。 2017/01/29
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