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完本 市川崑の映画たち

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  • サイズ A5判/ページ数 559p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784800307927
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

生誕100年、大著復活!デビュー作『花ひらく』から、記録映画の歴史を変えた『東京オリンピック』、スタイリッシュな時代劇『木枯し紋次郎』、一大センセーションを巻き起こした『犬神家の一族』、そして、実現できなかった構想作品の数々まで―映画・テレビ・CM・舞台…ジャンルを超えた多彩で絢爛な作品群。そのすべてが、監督本人の肉声で語られる、唯一無二の大著!貴重な未公開インタビュー、詳細な新規フィルモグラフィーを収録した完全版!

目次


第1章 混沌―新東宝時代
第2章 洒脱―東宝時代
第3章 正統―日活時代
第4章 深化―大映時代
第5章 挑戦―オリンピック映画に携わって
第6章 静観―模索時代
第7章 屹然―日本映画の最前線で
第8章 多様―もう一つの市川崑の世界
終章
新章

著者等紹介

市川崑[イチカワコン]
1915年(大正4年)11月20日、三重県宇治山田市(現・伊勢市)生まれ。J・Oスタヂオトーキー漫画部から映画界に入り、48年、新東宝映画『花ひらく』で監督デビュー。75本を超える映画を撮り、多くのテレビドラマなどを演出する。82年紫綬褒章を受ける。94年文化功労者となる。2008年(平成20年)2月13日、92歳没。正四位、旭日重光章を受ける

森遊机[モリユウキ]
1960(昭和35)年9月、神奈川県鎌倉市生まれ。上智大学文学部英文科卒。フランス映画社、パイオニアLDC(ジェネオンエンタテインメント)を経て、現在は書籍編集者、プロデューサー、映画研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

6
どういうわけか春日太一さんの本も含め生誕100周年で市川崑監督がクローズアップされているよう。この本も92年の旧版に加えて亡くなるまでのインタビューや晩年の作品までも触れられていてまさに「完本」といえる内容と言っていい。個人的には圧倒的に金田一耕助シリーズのイメージだけど過去の作品とか見ていると日活とか大映時代の作品が結構気になるかもしれない。多作な監督だけに作品に対する思い入れとかについてはさらっと語っていて実に職人っぽい部分も感じられてちょっと作品を鑑賞したくなる。巻末の資料集も充実している。2016/01/14

mizzan72

5
森遊机さんの手による、市川崑監督へのロングインタビュー。さすが市川崑の研究で有名な著者のこと、問いかけの内容がどれも深く突っ込んでいて、一々マニアックなので、監督も答えていて嬉しそう。特に代表作の「東京オリンピック」「ビルマの竪琴」「おとうと」「雪之丞変化」「木枯らし紋次郎」そして「犬神家の一族」をはじめとする金田一ものについての話しは、技術的にも思想的にも、構想からの制作への流れよく分かるやり取りで、読んでいて幸せだった。2019/01/03

Akio Kudo

1
★★★ かつて有名な映画について、力み無く語る。クリエイターにありがちな面倒くささがない。2018/11/22

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