アップル、グーグルが自動車産業を乗っとる日

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800303271
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0034

内容説明

車載OS、自動運転、音声認識技術、地図データ…“クルマのスマホ化”が自動車業界を襲う!「テレマティクス」の衝撃!!

目次

第1章 自動車産業を襲う「テレマティクス」の衝撃(IT大手の参入で激変する自動車産業;自動車産業の拠点はデトロイトからシリコンバレーへ ほか)
第2章 乗り遅れる日系メーカーの迷走(欧米から新興国へ 市場転換の落とし穴;成長産業なのに“クルマはネタ枯れ” ほか)
第3章 混沌とする次世代車開発の行方(次世代車の主役はEVや自動運転ではない!?;米ZEV規制に振り回されるEV ほか)
第4章 スマホが変える自動車ビジネスの未来(「生活」をクルマに持ち込む「ブロートイン」;「グーグルグラス」の運転時の着用は違法!? ほか)
第5章 日本の自動車産業は生き残れるのか(産業転換のロードマップの策定が急務;既存の自動車ビジネスの衰弱 ほか)

著者等紹介

桃田健史[モモタケンジ]
自動車産業ジャーナリスト。1962年東京生まれ。欧米先進国、新興国など世界各地で取材活動を行う。日経BP社、ダイヤモンド社などで自動車産業、自動車技術についての連載。自動車関連媒体で各種連載。日本テレビ等で自動車レースの解説を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mazda

31
車ってエンジンがなければ、大きな家電みたいなものだろうということは、容易に想像できます。対してメリットもないのにハイブリッドを出し続けているのは、きっとメーカにいる内燃機関屋をクビにしないための苦肉の策だったのでは、と思います。これから先、エンジンがモータに置き換わっていくでしょうし、どんどん情報化、自動運転、なども進んでいくでしょうから、ますます「自動車」メーカである必要性は薄れていくのでは、と思います。かといって、アップル、グーグルなのかは疑問ですが…。2016/01/08

たー

29
100年以上根本的には大きく変わらなかった自動車が変わる時が来るのか?ややまとまりにかけるが、近年の自動車産業を取り巻く状況をザックリと知るには良い本。2014/07/12

ふろんた2.0

26
近年の自動車産業は魅惑的な革新性はなく、イノベーションが自動車会社単独で起こせるとも考えにくい。IT産業の介入は不可欠であり、タイトル通りのことは起こりうるし、技術的にも目前に迫っている。だが、1つの事故が人命に関わる業種である。IT産業から見れば、自動車産業が旧態依然としており行動が遅いと思えるのだろうが、不具合が出た時にリコールを出し、回収・交換作業が必要な製造業と、動かしながらでもパッチを当てて修正できるITとでは品質管理に関する意識の違いもある。変革はあるだろうが、目論見よりは遅れるだろう。2015/01/08

けんとまん1007

22
ナルホドと思う。まさに、走るITと化しつつある自動車。自動車は、単なる箱(筐体)としての意味合いが、どんどん強くなっていくだけだと思う。中に書かれていた文で「自動車とITの開発スピードの違い」があげられていた。もちろん、同じように比較はできないが、開発スピードは大きな視点の一つには違いない。何を持って最適というかはわからないが、性能・省資源・快適性・自動化・安全性・効率・・・いろんなものがあり、それを支えるITという位置づけは、変らないのだろう。2015/07/11

kubottar

18
自動運転が主流になったらアップル、グーグルのつくる車が天下をとるのかもしれない・・。今ならそんな阿呆な!で済むが、数年後どうなっているかわからないのが怖い。日本の自動車会社は大丈夫なのか?2014/08/14

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