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内容説明
古今東西ありとあらゆる女優を剥きまくる、“映画女優”評論連載、堂々の単行本化!描き下ろし短編漫画「奥さまはモニカ・ベルッチ」収録!
目次
Gの強い女―アンジェリーナ・ジョリー
130Rほんこん型―キルステン・ダンスト
泣きべそ姫―ナタリー・ポートマン
愛されるデブ―ドリュー・バリモア
クール・ビューティの行く末(その1)―ミラ・ジョヴォヴィッチ
クール・ビューティの行く末(その2)―ユマ・サーマン
馬面純情派―リヴ・タイラー
ミツバチの脚線美―ジェシカ・アルバ
寸づまりファム・ファタール―スカーレット・ヨハンソン
完熟愛人専科―モニカ・ベルッチ〔ほか〕
著者等紹介
澤井健[サワイケン]
65年生まれ。漫画家。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんこい
6
マンガ家だからか個人的趣味かは分かりませんが、女優の顔のつくりから体型、全体のバランスといった事を細かく分析、批評するだけでなく映画での役柄から将来性まで筆は及び、非常に個性的。実作を見て確かめたくなります。2014/03/23
そのじつ
5
表紙をご覧になれば分かるように、著者はハリウッド俳優の似顔絵をすばらしく上手く描く。似ている似顔絵は見るだけで爽快だが、それに加えてビターな風刺の味付けが効いている。女優の生き様を愛おしみつつ辛辣にツッコミまくるコラムと相まって、口のおごった映画ファンにも美味しい一冊となっていると思います。「“謎のアジア女”の実写化・ルーシー・リュー」「ステルス級に“顔圧”の強い顔・アンジェリーナ・ジョリー」などキャッチーな文句にやられっぱなし。2013/10/10
mayama@読書生活自由型
3
『イオナ』の澤井さん、いつの間にやら漫画家からジョブチェンジして映画評論書かれてたとは。そういえばイオナもパリコレモデルかハリウッドスターばりな美女でしたっけ。びっくり&興味津々で手に取りました。・・美しくも麗しいハリウッド豪華絢爛美女イラストと、女優さんをほんとに舐めるように見つめてらっしゃる描写と考察に笑わせていただきました!合間に挟み込まれた漫画・奥様はモニカ・ベルッチvの破壊力と出オチ感が半端ないです(笑。ダーリンがあのひとってのがまた・・)ジョリ姐考察とかハリウッド整形&薬物事情とか興味深い。2013/11/16
nizimasu
3
どうもカタカナの女優さんの名前って覚えられないんです、ワタシ。でもこの本を読むと、それぞれの女優さんの来歴やキャラクターを澤井さんの視点で考察しているので、意外とす〜っと入ってきてこれは映画を見る視点がかわりますね。そうなるとキーラナイトレイという人の作品が気になっていたんだとか気づく訳で、昨今のサブカル映画本がハードルが高い中で、この作品は大衆性のある本で面白いなあ。文体もニュートラルで片意地はってなくて好みでした2013/10/23
きみどり
2
女優の顔面・体型についてこれでもかこれでもかと執念深く考察した異色の映画本。鼻の下の長さから脚が長いの太いの、前歯の大小だの、目の下のクマだの、よくもまあこれだけ細かく、かつ意地悪く観察できるもんだ。でも、彼女たちの容姿と築いてきたキャリアの関係についての筆者の意見には深く納得させられる。それぞれの女優の出演作に関するコラムも、だいたいが一言多くて秀逸。しかし、なんといっても本書の白眉は『奥様はモニカ・ベルッチ』というおまけのギャグ漫画です。モニカの夫がなぜか温水洋一で、セクシーすぎる妻を見ては鼻血を出す2015/09/22