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出版社内容情報
「おれたちは 向かい合って食べよう
ゆっくりでいいから 取り戻していこう」
妻子を亡くした喫茶店マスターの伊丹幸一は、
家出中の女形役者・喜多川艶之助に出会う。
艶之助の熱意に負け、凸凹な二人暮らしが始まって…？
心にぽっかり、あいた穴。
やさしく埋めてくれるのは
ごはんと、同居人。
新しい人生が始まるバディ・コメディ！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
22
家出をした、大衆演劇の有名女形役者の少年が、事故で妻子を亡くした純喫茶マスターの元へ転がり込んでくる。 男同士の疑似家族もの、もしくはブロマンスもの。著者・会田薫の幕末ものは傑作ぞろいだが、さて、この現代劇はどういう顛末をむかえるのか。2023/11/04
しましまこ
13
給食に揚げパンはなかった。2023/02/19
へへろ～本舗
6
ブロマンス？擬似親子？ニア？どういう関係になっていくのだろう？2023/01/16
もだんたいむす
5
擬似家族モノになるのか、それとも別の方向に行くのかは読めないが面白かった。最初の展開が駆け足な気がするが、欠落を持つ男同士がその穴を埋めるために寄り添うのは好き。2023/03/28
kujira
2
最近流行りの「おいしいごはん×失ったものを取り戻す」物語、だけど結構好き。おいしいご飯を作れるけれどひとりメシはすごい適当、ってマスターはすごい「わかってらっしゃる」感あるし、艶之助の無邪気さと艶っぽさと「オトナコドモ」な感じがない混ぜになった感じも好き。あと、トーンを多用してない料理の絵がすごいちゃんと美味しそうなのがいい。2023/03/12
