出版社内容情報
全国各地にある郷土資料館に研究会があり、主に定年後の第二の人生を歩んでいる方や主婦層に根強い人気がある古文書。また、歴史の研究家・学者や学生、歴史愛好家の間などでも、過去の史料を読み解くうえで、古文書の「くずし字」をマスターすることは、今や必須のスキルとなりつつあります。本書はくずし字の読み書きを問題を解く形でマスター、かつ脳をトレーニングする効果も得られます。
内容説明
初心者でも簡単に覚えられるクイズ&練習問題形式。くずし字を読み解いて古文書読解にもチャレンジ!
目次
第1章 この「くずし字」が読めますか?(読めますか?街中にある「くずし字」;覚えてますか?前ページにあった「くずし字」;どちらが正しいですか?(日常会話編)
どちらが正しいですか?(百人一首編))
第2章 ひらがなで「くずし字」を書いてみよう(「くずし字」でひらがなを書いてみる)
第3章 「くずし字」で文章を書いてみよう(明治の教科書『初学文章』で「くずし字」を書いてみる;演習『初学文章』をクロスワードで読み書きする)
第4章 百人一首を読んでみよう(上の句と下の句をつなげてみよう;「決まり字」で百人一首を読んでみよう;くずし字クイズ&クロスワード)
第5章 古文書を読み書きしてみよう(『新撰用文章大全』でくずし字の手紙を書いてみよう)
付録 戦国武将の手紙を読んでみよう
著者等紹介
小林正博[コバヤシマサヒロ]
1951年、東京都生まれ。博士(文学)。現在、一般社団法人古文書解読検定協会代表理事、日本古文書学会会員、東京富士美術館評議員、八王子市生涯学習審議会副会長。生涯学習インストラクター古文書1級、博物館学芸員、図書館司書
川島隆太[カワシマリュウタ]
1959年、千葉県生まれ。東北大学教授、医学博士。東北大学医学部卒業後、同大学院医学研究科修了。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同専任講師を経て、同大学加齢医学研究所所長。スマート・エイジング学際重点研究センター、応用脳科学研究分野、認知機能発達寄附研究部門教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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