からくり探偵団―茶運び人形の秘密

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からくり探偵団―茶運び人形の秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041077009
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

歯車がかみあえば動きだし、仕掛けの糸がつながると、大きく動き出す。謎と謎がからみあって、『からくり探偵団』が下町の事件を解決する!
小学5年の民芸品屋の息子、真坂タクミとその幼なじみで天ぷらや息子島田草介は浅草「花やしき」の屋上でコイン式望遠鏡をのぞいていたら、マンションの窓から女の子が落ちそうになっているのを見つける。あわてて、その場に行ってみたら、少女・風花から“人形の手”をくわえてマンションの窓から逃げだした猫をいっしょに探してくれと頼まれる。人形は風花のお父さんの形見で、からくり仕掛けで動く「茶運び人形」だという。猫を探すうちに、タクミたちは、あるおばあさんの土地をねらう不動産サギの計画を知る。――仕掛け箱、女流手妻師の過去、茶運び人形の元の持ち主、有名美術館鑑定士。からくり仕掛けで、悪徳業者を追い払え。タクミたちが作ったからくり工作も図面入りで紹介。

内容説明

小学5年のタクミと草介が浅草の遊園地“花やしき”の屋上から双眼鏡をのぞいていると、マンションの窓から落ちそうになった女の子を見つける。あわてて現場に行ってみると、そこには「人の手」をくわえた猫とそれを追いかける女の子が!?びっくりしたタクミたちだったが、じつはその手は「からくりじかけ」で動く『茶運び人形』の一部だった。動く仕組みがわかる、楽しい「からくり」がいっぱいのミステリー。町の事件を解決する、『からくり探偵団』登場!

著者等紹介

藤江じゅん[フジエジュン]
「五本目のろうそく」で2001年度第2回グリム童話賞優秀賞受賞。04年『冬の龍』で第10回児童文学ファンタジー大賞奨励賞受賞(06年福音館書店より刊行)、07年第17回椋鳩十児童文学賞受賞

三木謙次[ミキケンジ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。