証言「橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!」の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800293633
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0076

出版社内容情報

プロレス「証言」シリーズ第5弾は、昨年末に発売され好評を博した
『証言1・4 橋本vs.小川 20年目の真実』に続き橋本真也がテーマ。
今回は2000年4月7日に東京ドームで行われた小川直也との最後の
対戦(テレビ朝日がゴールデンタイムで生放送し、視聴率は15.7%。
瞬間最高視聴率は24%)の舞台裏を中心に、橋本の死までの
エポックな出来事の「真相」を関係者に徹底取材。
「引退特番」成立の裏事情、長州力との“不和”の真相、
「OH砲」誕生の謎、三沢・NOAHとの蜜月、「ハッスル」参戦と
「ZERO-ONE」の破綻、そして死の真相……
平成プロレス界の異端児、“破壊王”の虚と実。


目次
第1章 破壊王の「引退」

藤波辰爾
「ノアとの交流は容認できない、だから橋本を切るしかなかった」

加地倫三(テレビ朝日。当時『即引退!スペシャル』スタッフ)
「(特番制作では)新日本との考え方の違いに結構イライラしました」

米川 宝(折り鶴兄弟・兄)
折り鶴活動を通じてテレビの力を知り、テレビ朝日に入社

前田日明
「橋本の死みたいな、悲劇の物語はいらなかった気がするよね」


第2章 破壊王の「解雇」

金沢克彦(元『週刊ゴング』編集長)
橋本の解雇は馬場元子さんに対する新日本のケジメ

永島勝司(元新日本プロレス取締役)
「橋本が解雇という形になったのは、藤波の独断で決めたこと」

上井文彦(元新日本プロレス取締役)
「藤波さんの中で、〝解雇〟と〝退団〟の区別がついてなかった」

竹村豪氏
藤波からスポンサーを奪い、橋本は新日本を解雇に


第3章 破壊王の「素顔」

勝俣州和(タレント)
「想像以上に世間は冷たくて。心配で、毎日電話をしていました」

橋本大地
「あんなに強い男が病気ごときで死ぬわけがないと思ってました」

山中秀明(元新日本プロレス代表取締役専務)
「結局はテレビのほうが力関係は上なんです」


第4章 破壊王の「孤独」

大谷晋二郎
「悪者にされても……なにひとつ後ろめたいことはありません」

中村祥之(元ZERO-ONE代表取締役)
「橋本さんからすれば、団体を潰したことにしたい張本人が僕でした」


第5章 破壊王の「最期」

金村キンタロー
「薫さんとの交際が、ZERO-ONEをおかしくしたのは間違いない」

X(元DSE、某プロレス団体幹部)
「新日本は、橋本さんの合同葬の運営費を出すことを渋ったんです」

伊藤博(元橋本真也代理人弁護士)
「亡くなって、マスコミが聞くんです。『自殺ですか?』と……」

高島宗一郎(福岡市長、元『ワールドプロレスリング』実況アナウンサー)
「橋本さんが亡くなったあと、人間不信で……12キロも痩せました」

内容説明

17人のレスラー、関係者が告白!破壊王の「解雇」と「死」。瞬間最高視聴率24パーセント!「生放送」特番の大罪。

目次

第1章 破壊王の「引退」(藤波辰爾「ノアとの交流は容認できない、だから橋本を切るしかなかった」;『橋本真也34歳 小川直也に負けたら即引退!スペシャル』スタッフ 加地倫三「(特番制作では)新日本との考え方の違いに結構イライラしました」 ほか)
第2章 破壊王の「解雇」(元『週刊ゴング』編集長 金沢克彦 橋本の解雇は馬場元子さんに対する新日本のケジメ;元新日本プロレス取締役 永島勝司「橋本が解雇という形になったのは、藤波の独断で決めたこと」 ほか)
第3章 破壊王の「素顔」(タレント 勝俣州和「想像以上に世間は冷たくて。心配で、毎日電話をしていました」;橋本大地「あんなに強い男が病気ごときで死ぬわけがないと思ってました」 ほか)
第4章 破壊王の「孤独」(大谷晋二郎「悪者にされても…なにひとつ後ろめたいことはありません」;元ZERO1代表取締役 中村祥之「橋本さんからすれば、団体を潰したことにしたい張本人が僕でした」)
第5章 破壊王の「最期」(金村キンタロー「薫さんとの交際が、ZERO‐ONEをおかしくしたのは間違いない」;元DSE、某プロレス団体幹部 X「新日本は、橋本さんの合同葬の運営費を出すことを渋ったんです」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西

17
この試合、会社の寮で先輩後輩と見ていた。まだ、プロレスが、勝敗の決まっていないショーだと半分信じていたあの頃、終わった後の喪失感は半端なかった。人を魅了する力、引き付ける力の強い人が世の中にはいて、橋本真也はその一人だったと思う。その引力によって人生を変えられた人も多数いて。自分は人生を変えられるほど近くにいなかったけど、魅せられた一人。大谷晋二郎さんをはじめ、ゼロワンの関係者には頑張ってほしい。2019/04/21

0607xxx

13
正直、前作ほどのインパクトはなかったが、読み物としては面白かった。前田日明の証言の様に、周りに翻弄される事無く、橋本真也自ら物語を作っていく事が出来ていたら40歳の早すぎる死もなかった様に感じた。小川直也が真相を語る日は来るのか…。2019/04/04

qoop

6
正直なところ前巻で決着がついている話をなぜもう一冊?と思わないでもないが、読んでしまった。あえて前巻との違いを言えば、事件の真相に迫ろうとする前巻と当事者である橋本の人物像を明かそうとする本巻とでも言えるだろうか。そういう意味で、橋本を評して〈自分の物語のつくり方がわからない。だから橋本は小川にやられても自分でなんとかしようとせず〉押し付けられた物語に踊らされたのだという前田日明氏のコメントが興味深い。橋本の物語を解き明かそうとする本書中、一番しっくり来た。2019/04/03

尿酸値高杉晋作

6
ネタ切れかな。 小川直也やアントニオ猪木、冬木薫が出てこない事には物足りない。2019/04/02

Tak

4
生で放送を見た時タイトルからして何だかんだで橋本に勝たせて引退は無いだろうと思わせといての結果だったのが衝撃でした。色々なキーマンに話を聞いていますが破壊王の人生を狂わせた猪木、小川、冬木薫の3人のインタビューは欲しかったです。亡くなってから葬儀までの流れはあまりに酷かったのですがあの状況に何故なったのかも知りたかった。後、前田日明は還暦になってもやっぱり前田日明だなと言う事を再認識しました。2019/04/14

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