カープを蘇らせた男―球団オーナーのどえらい着想力

迫 勝則【著】

宝島社（2018/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 239p／高さ 19cm
• 商品コード 9784800288172
• NDC分類 783.7
• Cコード C0095

出版社内容情報

球団初のリーグ3連覇を達成し球団オーナーとしての評価が高い、広島カープの松
田元氏が実践した
“カープ的な"やり方を初めて専門的な見地から徹底検証。
著者はオーナーの友人で、カープ関連の著書も多く、大学でマーケティング論を教
えていた迫勝則氏。
「カープ女子」など独自の経営戦略、そのバックヤードの話、松田氏の考え方・発
想に迫ります。
野球ファンならずとも楽しめる内容で、あらゆる職業人に広くビジネスのヒントを
提供します。

内容説明

リーグ３連覇の陰の立役者、松田オーナーの哲学とマネジメント術を初めて明かす。最高のチームに最強の球団経営あり！広島カープにはビジネスのヒントが満載。

目次

序章　チケットが手に入らない
第１章　カープの遺伝子
第２章　何がカープを目覚めさせたのか
第３章　進化し続けるマツダスタジアム
第４章　カープ女子が創ったカープワールド
第５章　カープ式の循環型マーケティング
第６章　オーナーのどえらい着想力

著者等紹介

迫勝則［サコカツノリ］
１９４６年、広島市生まれ。山口大学経済学部卒。２００１年、マツダ株式会社退社。元広島国際学院大学現代社会学部長（教授）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるー]

単に強くなったカープが人気になって今があるのかと思いがちだけど、松田オーナーのブレない想いが身を結んだ結果が今出始めているんだろうな。それはカープの強さも同じだと思う。私はまだニワカと言われるファン歴ではあるけど、カープからは野球の面白さ以外にもこういったビジネス面での学びもあるからやめられない！！

2019/01/21

[miu]

松田元オーナー。もとオーナーじゃないよ。はじめオーナー。とてもとてもとても！カープを愛しファンを愛し、広島を愛しているのがよくわかる。広島とカープの関係性は他に類を見ないほど密接。原爆からの復興のシンボル！切っても切れるわけがない。マツダスタジアムのこと。カープグッズのこと。球団のビジネスの裏側を垣間見ることができた。どの切り口から見ても、やっぱりカープがNo.1。

2018/11/09

[bookshelf_yt07]

セ・リーグ三連覇の影の立役者。広島東洋カープ松田オーナーのマネジメント術をまとめた本。 カープファンが離れていかない秘訣が分かる気がした！

2019/03/24

[てぃうり]

ボールパークは大成功、若い人の意見を聞く柔軟さ、現オーナーのおかげで盛り上がるカープ。では、なぜあの人を流出してしまったの（泣）次々FA迎える選手に対応できなくなるから？これがカープの定めだから？

2019/04/06

[Ken Kobayashi]

「西日本豪雨災害で命を落とされた方の葬儀がテレビニュースで放映された。その祭壇には、赤いカープグッズがこぼれるように供えられていた。広島以外に住む人たちからすると、その光景は信じられないものかもしれない。しかし広島というのは、そんな街である。」(本文から抜粋) 　日本プロ野球史上、唯一の市民球団カープ。球団設立から数々の苦難や存続危機を乗り越え、リーグ3連覇を達成。その歴史を松田オーナーの元同僚で、良き助言者(?)がエッセイで綴る。これを読めばもっとカープが好きになる！！

2018/11/03