広島カープがしぶとく愛される理由

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広島カープがしぶとく愛される理由

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822235932
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

25年振りのリーグ優勝を果たした広島カープ。関係者への取材を通し「勝っても負けても愛される」市民球団の強さのヒミツに迫る勝っても負けても、カープが好き。
続けることが、負けないことだ!
25年振りのセ・リーグ優勝を果たした広島カープ。経営資源が限られる中で若手を育てつつ、ファンを拡大し復活を遂げた。関係者への取材を通しその歴史や戦略を振り返りながら「勝っても負けても愛される」市民球団・広島カープの強さのヒミツに迫る。

【主な内容】※現時点での予定です。変更となる場合があります

第1章 カープの経営はこう変わった ?テレビ重視からファン重視へ?
 ●カープが勝てば広島が沸騰する! 
  地元経済効果は340億円、広島電鉄は収益増、観光客増でお好み焼きが売れる
 ●広島カープの歴史から見る、愛される理由
  戦後の市民球団/「樽募金」/初優勝、そして黄金期/低迷期/
  「カープ女子」誕生?現在まで
 ●長く低迷が続いた広島カープがなぜ復活したのか?
◇ロングインタビュー  松田元 ――広島東洋カープオーナー
 「どんなに逆風と言われても、絶対勝つ道があるといつも信じていた」

第2章 ヒット連発!カープグッズのつくり方
 ●なぜ、グッズをつくるのか?
 ●グッズにはどんなものがある?
 ●名物・Tシャツづくりの流れ
 ●足を使って商品開発!――マスキングテープ誕生
 ●ありきたりなカープグッズはつくらない!――田中食品
◇インタビュー松田一宏――オーナー代行
 「スピード最優先!Tシャツを翌日発売するために、自社工場まで用意しました」

第3章 新球場の主役は選手ではなくお客さん
 ●マツダスタジアムとはどんな球場なのか?
 ●カープ女子もびっくり、3世代が楽しめる球場に
 ●モデルはアメリカの3Aの球場
◇インタビュー  仙田満 ――建築家・マツダスタジアム設計者
 「実は、目指したのは遊園地」

第4章 選手がファンと育つチーム ――なぜファンが増え続けるのか
 ●ファンと選手が一緒に育つ「原石育成」感
 ●選手にある物語性――黒田、新井、野村、津田・・・
 ●広島人によるしつこくかつ丁寧な「説伏」
 ●対東京・対大資本!
◇インタビュー  古葉竹識 ――元・広島東洋カープ監督
「ファンに喜んでもらうことがプロとして何よりも大切」

第5章 スカウトの選球眼
 ●原石を選ぶスカウトの選球眼
◇インタビュー
 北別府学 ――元・広島東洋カープ選手
 「かえって日本一にならなくて良かった。
  選手が負ける悔しさをしれば、チームはこれから本当に強くなる」

◇資料編◇
 広島東洋カープの歴史/書籍一覧  


第1章 カープの経営はこう変わった ?テレビ重視からファン重視へ?
 ●カープが勝てば広島が沸騰する! 
  地元経済効果は340億円、広島電鉄は収益増、観光客増でお好み焼きが売れる
 ●広島カープの歴史から見る、愛される理由
  戦後の市民球団/「樽募金」/初優勝、そして黄金期/低迷期/
  「カープ女子」誕生?現在まで
 ●長く低迷が続いた広島カープがなぜ復活したのか?
◇ロングインタビュー  松田元 ――広島東洋カープオーナー
 「どんなに逆風と言われても、絶対勝つ道があるといつも信じていた」

第2章 ヒット連発!カープグッズのつくり方
 ●なぜ、グッズをつくるのか?
 ●グッズにはどんなものがある?
 ●名物・Tシャツづくりの流れ
 ●足を使って商品開発!――マスキングテープ誕生
 ●ありきたりなカープグッズはつくらない!――田中食品
◇インタビュー松田一宏――オーナー代行
 「スピード最優先!Tシャツを翌日発売するために、自社工場まで用意しました」

第3章 新球場の主役は選手ではなくお客さん
 ●マツダスタジアムとはどんな球場なのか?
 ●カープ女子もびっくり、3世代が楽しめる球場に
 ●モデルはアメリカの3Aの球場
◇インタビュー  仙田満 ――建築家・マツダスタジアム設計者
 「実は、目指したのは遊園地」

第4章 選手がファンと育つチーム ――なぜファンが増え続けるのか
 ●ファンと選手が一緒に育つ「原石育成」感
 ●選手にある物語性――黒田、新井、野村、津田・・・
 ●広島人によるしつこくかつ丁寧な「説伏」
 ●対東京・対大資本!
◇インタビュー  古葉竹識 ――元・広島東洋カープ監督
「ファンに喜んでもらうことがプロとして何よりも大切」

第5章 スカウトの選球眼
 ●原石を選ぶスカウトの選球眼
◇インタビュー
 北別府学 ――元・広島東洋カープ選手
 「かえって日本一にならなくて良かった。
  選手が負ける悔しさをしれば、チームはこれから本当に強くなる」

◇資料編◇
 広島東洋カープの歴史/書籍一覧


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内容説明

勝っても負けてもカープが好き。日本一愛される市民球団のつくり方。

目次

1 カープの経営はこう変わった―テレビ重視からファン重視へ(ロングインタビュー「どんなに逆風でも絶対勝つ道はあると信じていた」(広島東洋カープオーナー 松田元氏))
2 ヒット連発!カープグッズのつくり方(証言1「あり得ない、売れるかどうかわからないものがヒットする」(グッズ開発を率いる常務・オーナー代行 松田一宏氏)
カープをもっと好きになるグッズ33選)
3 新球場の主役は選手ではなくお客さん(証言2「スタジアムには20以上の美しい場が必要だ」(マツダスタジアムの設計者(環境デザイン研究所会長)仙田満氏))
4 選手がファンと育つチームに(証言3「大変な思いをして来てくれるお客さんを喜ばせるのが一番」(初優勝時の監督 古葉竹識氏)
証言4「県民の9割が応援するカープは地元密着の先駆け」(広島県知事 湯崎英彦氏))
5 チームを支えるスカウトの力(スカウトの選球眼(スポーツジャーナリスト 安倍昌彦)
証言5「日本一を逃した悔しさが、本当に強いチームをつくる」(黄金期を支えたエース 北別府学氏))

著者等紹介

片瀬京子[カタセキョウコ]
1972年東京都生まれ。98年に大学院を修了後、出版社に入社し雑誌編集業務に従事。2009年よりフリー

伊藤暢人[イトウナガト]
1966年広島県生まれ。90年日経BP社に入社し、「日経ビジネス」などを経て2013年より「日経トップリーダー」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キンセンカ

5
下手なビジネス書よりよほどためになる。見るだけの野球から、ライブ感覚で同じ空気を味わう野球へと変えたのでは。2017/02/23

まわる

5
木庭教さんのノンフィクションでカープの成り立ちを読んだ後にこの本を読むとなおおもしろい。オーナーの「誤解を恐れずにいうなら勝とうというよりも広島に健全な形できっちり存続させないといけないという気持ちが強い」当時の方々の努力を想うと全くもって同感です。記念Tシャツ発売即完売を繰り返すことから「西日本ではユニクロに次ぐアパレル」と囁かれるカープというくだりウケた。わたしは「知ってたもん勝ちTシャツ」が好き♡ズムスタの設計者さんのインタビューも興味深い内容。新幹線の中からもズムスタが見えるのには感動しました。2017/01/27

パスカル

1
カープって本当に異色な球団だよなー。ドラフトの戦略もしっかりしてるし、他球団も見習うとこは見習うべきかと。2019/01/27

omoshirooooooku

0
市民ってこーゆーコトか!? 広島のコト好きになった。 羨ましささえある。 にしても、3色全てが赤色の3色ボールペンほしい。 でもスラィリーよりはドアラやな…2017/09/17

紺色の風書

0
あらためて新球場で入場者数増加とグッズの開拓の効果が実って良かったと思う。 パフォーマンス席について、空中に持ち上げたのは、特にビジター席の運用や扱いで頂けないと思う。今回の優勝で話題性から内容が広く取り扱っているので、普段ある程度知る者にはまあそれ程だけど、経営面からのカープ学入門書かな。2017/02/28

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