出版社内容情報
葉っぱや花のフリをしたり、体の形を変えて枝になったり、毒があるいきものに見せかけたり。厳しい自然界を生き抜くために進化し、擬態上手になった“化けるいきもの”が大集合。どうやって“まねっこ力”を手に入れたのかをひもときながら、進化の秘密に迫ります。水の中や森の中で出会える“化けるいきもの”をたっぷりの写真とイラストで紹介。楽しみながら生物が学べる一冊です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちゃん
13
私は大学の専門がマダコだったので、ちゃんと入っててうれしいです。マダコはむちゃくちゃ知能も高い(個人の感想)。長い期間生き残ってきた生き物たちだから、どの生き物もさすがに高レベルです。進化の過程で生き残るのは、強さでも大きさでもなく、環境適応力。軽く楽しく読める、写真も絵も多い本ですが、学びの多い本だと思います。2025/01/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
表紙でおぉ!と思える写真が載っています。一番驚いたのは『タチヨタカ』木の枝に擬態するのですが、全く分かりませんでした。宮澤賢治の『よだかの星』、ヨタカってそんなに醜い鳥じゃないよなぁ、と改めて思いました。2019/03/20
やこ
0
パラパラ読み。国内外の生き物が載っていて面白い。イラストの書き手さんが魚の絵が苦手そう、ノコギリハギはもう少しなんとかならないかなと思った。こども向けだけど結構専門的な言葉も載っている本。2021/11/13