昭和・平成日本の凶悪犯罪100

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800273413
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

宮﨑勤・連続幼女誘拐殺人事件、九州監禁事件、オウム真理教幹部刺殺事件、グリコ・森永事件……テロから一家皆殺し殺人、下手人未殺人の凶悪殺人事件など、昭和・平成の記憶に残る凶悪犯罪について、最新情報も織り交ぜながら解説&ルポ。実際に実行犯と会ったライター、ジャーナリストによる体験談なども随所に盛り込みます。狂気の正体を明らかにする事件ノンフィクションの決定版。

内容説明

逮捕直前、獄中面会、仮出所後―秘話公開!事件記者が会った殺人犯たちの肉声!

目次

第1章 狂気の正体(埼玉本庄保険金殺人事件(1995~99年)―「東京五輪前にここを出るよ。俺は殺ってない」死刑判決後も拘置所に響く八木茂の“冤罪節”
埼玉愛犬家連続殺人事件(1993年)―妻・風間博子をDV支配した殺人鬼・関根元実子たちが語った“極悪夫婦”の「本当の関係」 ほか)
第2章 修羅場の光景(和歌山カレー事件(1998年)―加熱したマスコミの「毒婦」キャンペーン死刑判決に抗議する林眞須美「真紅の勝負服」
北九州連続監禁殺人事件(1997~98年)―「奴隷」緒方一家6人を“殺し合い”させた天才殺人鬼・松永太の悪魔的“洗脳”の手口 ほか)
第3章 無軌道な殺意(桶川ストーカー殺人事件(1999年)―「実は誰からも殺害依頼などされていない」実行犯・久保田祥史が語った驚愕の“真相”
山口母親金属バット殺害事件(2000年)・大阪姉妹殺人事件(05年)―初体験相手への思いと女性検事との“疑似恋愛”山地悠紀夫は「快楽殺人犯」のまま死を求めた ほか)
第4章 宿命と懺悔(板橋資産家夫婦放火殺人事件(2009年)―「日中混成強盗グループ」と「偽装残留孤児」未解決事件の「真犯人」をつなぐ“点と線”
國松警察庁長官狙撃事件(1995年)―「世に知られないまま消えていくのが心残り」獄中で自らが“真犯人”と訴え続ける中村泰 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nana

51
知人にいただいてよんだ本。ほとんど知っている事件だったけど、北九州の事件がやっぱり衝撃的だった。2018/10/12

澤水月

36
かつての新潮45文庫を思い出す濃さ!ある執行死刑囚の父がその後妻の顔を踏み殺していたなど衝撃の「その後」多々。洲本五人殺しの被告が法廷で積み上げている本の最上段が昨今話題のノンフィク良書…ガチで冤罪と思っているんだ…。中村泰は87の今も自分を国松狙撃犯と認めろと意気軒昂、マブチモーターズ事件小田島はがん末期。北九州一家連続の豊田正義、山地悠紀夫の小川義照、全員死刑の鈴木智彦ら錚々たる書き手による裏話多々。シリーズ前作の黒幕100よりは個別の事件に紙幅割き、超濃密テーマ別犯罪概観で満腹。去年の宅間家ルポも2017/08/13

金吾

25
概要を覚えている話や思い出す話もあり、こういう話だったのかと思いつつ読みました。和歌山カレー事件、北九州監禁殺人事件、連合赤軍は興味深く読みました。2021/08/29

eirianda

22
圧縮されてるなぁ。どれも一冊の本で読みたいが、気分悪くなりそう。出自や生育過程に関係なく互いに殺害しあう洗脳系は、やはり恐ろしい。どの人間の中にある悪意に満ちた感情は、追い込まれる状況になると表出するのだわ。子どもの犯罪の凶悪化が、教師(大人)に向かわず仲間に向かうようになった。その理由が、理不尽な行為をする大人が減った、ということなら不条理の極み。個人的には尼崎の角田と教育大附属の宅間の事件が、地域性を掴んでることもありビビった事件。2017/08/16

あられ

14
新聞などで知っていた犯罪もあり知らなかった犯罪もあり、盛りだくさん。松本太の犯罪は気分が悪くなる←ケモノの城の元ネタだったと思う。國松警察庁長官狙撃事件の犯人が取り上げられていたり、冤罪があったり、山地悠紀夫に追っかけがいたり、ブレインジャックされていたと語る犯人がいたり、脱獄王がいたり、おもしろかったが、ちと精神的にきついところもあった。林真須美、個人的には冤罪に1票、この人お金にならないことはやらない、と語った安田弁護士の講演が忘れられない。2017/08/16

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