特撮の匠―昭和特撮の創造者たち

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800271211
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

1958年に初の国産ヒーローテレビ番組『月光仮面』が放送されて以降、1960年代には『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』が爆発的な人気を博し、スクリーンでは『ゴジラ』『ガメラ』が子どもたちの支持を受け、『日本沈没』などの特撮大作が社会現象ともなりました。『仮面ライダー』『スーパー戦隊』などのヒーロー作品は現在もシリーズが続き、2016年は『シン・ゴジラ』が日本映画史に残る大ヒットを記録。特撮作品は現在、確固たる地位を築き、今や「日本のお家芸」として海外のファンをも魅了し続けています。 株式会社デジタルウルトラプロジェクトが、1996年より約20年にわたり、日本特撮に携わってきた、名だたる特撮関係者にインタビューを実施。本書は、日本特撮に携わってきた数多くの特撮関係者たちへのインタビューをまとめたものです。今でも現役で活躍中の人々から、惜しまれつつ鬼籍に入られた巨匠まで、日本の特撮を創り上げた人々の貴重な声を聞くことができます。『ゴジラ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『シルバー仮面』『太陽戦隊サンバルカン』『宇宙刑事ギャバン』といった大人気シリーズの中核にいた特撮職人たちの証言によって、日本特撮史を読み解くことができる、ファン必携の完全保存版です。

内容説明

20年以上にわたる取材!昭和特撮の牽引者たちの肉声が蘇る!!「特撮の匠」取材班が20年以上にわたって収集したインタビューから厳選した秘蔵証言。

目次

第1章 「特撮」を統べる―監督の証言
第2章 物語を紡ぐ―脚本家の証言
第3章 空想を映像に―特撮・特技監督の証言
第4章 命を吹き込む―美術監督・造形・背景美術・合成の証言
第5章 企画を世に問う―原作・プロデューサーの証言
付章 「特撮」を受け継ぐ―平成の「匠」の証言

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kouki_0524

5
楽しく読めたことは間違いないのだが、なぜこの本が2017年のこの時期に出版されたのかが良く分からない。 シン・ゴジラがヒットして特撮に再度脚光があたったかもしれないけど、内容としてはウルトラマンの系譜が大半で、ちょっとずれている気もする。 興味深い点は、子供向けと大人向けのバランスが脚本、監督、撮影等それぞれの立場で少しずつ違うところ。 また、最近のCG、合成技術に対して特に対立しないで、1つのツールとして捕らえているところか。とても柔軟な人が多いのだと感じた。2017/09/26

qoop

5
昭和特撮の中でも主に円谷プロ作品に携わった制作者たちへのインタビュー集。多くは00年代の聞き取りで、現在では鬼籍に入られた方が何人も。タイミングを逃すと成立しない企画だったんだなと思いつつ、当時すでに間に合わなかった関係者も多いことだろう、とも。特に明記されていないが、本書は同タイトルのDVD企画から派生した物だろう。インタビュイーによってページ数の違いが顕著だが、映像ではどうなのだろう。観てみたくなった。2017/05/20

Hiroki Nishizumi

3
軽い撮影裏話本くらいに思っていたが、読んでみて意外というか、メッセージ性や哲学性が高く、言動も深いところが多くてちょっと驚いた。変身ヒーローものでない、怪奇大作戦やマイティジャックは見ていないので、機会があれば鑑賞したいと思った。2019/04/15

Chicken Book

1
特撮って子ども向けに見えるのに深いテーマが作る側にはあるんだなってことが分かりました。(という浅い感想。)2020/12/28

コウみん

1
50年以上の歴史を持つ特撮を作り出した人たちの話。 昭和時代を代表するウルトラマンと昭和と平成をつなぐ戦隊物など日本の特撮の歴史は世代を超えるものになった。 思い出がある作品はいかに生まれたが、特撮マニアにはおすすめ。2018/11/26

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