自分を許せば、ラクになる。―ブッダが教えてくれた心の守り方

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800268914
  • NDC分類 184
  • Cコード C0011

出版社内容情報

ストレス過多の現代人が、どうすればラクになれるかを、
主人公の「僕」と「和尚」との対話をとおして、描きだしていきます。

著者は、「仏教を宗教として語らない」独自のスタンスで活動する草薙龍瞬氏。
『反応しない練習』がベストセラーになるなど、
その実用的で合理的な語り口には定評がありますが、
今回は、物語=小説として書きあげたことが最大の特色です。ら

「アタマで考えるのではなく、主人公と一緒に体験してほしい。
うまくいかないことは日常茶飯事。そんな場面で、どう向き合うか。
リアルな場面描写をとおして、仏教的な生き方が、いっそうリアルに理解できると
思います」と著者。

物語は、春夏秋冬をとおして進んでいきます。
主人公は、人生の迷いとストレスを抱え込む三十代の青年。
毎朝多摩川をこえて都内通勤しつつ、週末には「里」で仏教を学び、瞑想します。

その日常風景や、和尚とのやりとりが、リアルに描かれていることで、映画を観
るように読み進めることができます。

ブッダの合理的な考え方や、瞑想の方法など、具体的なノウハウが
ワク囲みでまとめられている点も、親切で実用的。

カバー帯の下には春の花、章扉には季節ごとのモチーフが添えられているなど、随
所にあたたかさがただよう装丁になっています。

ストレス・怒りで疲弊している人、
会社の上司・同僚との人間関係がうまくいかない人、
異性との関わり方がわからない人、
親へのわだかまりが消えない人、
スマホ・ネットに振り回されているように感じる人、
この先なにを喜びに生きていけばいいか分からない人は、

明快な答えと希望が見つかるはず。
「さあ、人生はこれからだ」と思えてくる一冊です。

内容説明

「物語」で身につく仏教のノウハウ。読むだけですべての悩みが消えていく。あらゆる悩みから解放される究極の方法。

目次

第1章 春
第2章 梅雨
第3章 夏
第4章 秋
第5章 冬
第6章 再び春へ

著者等紹介

草薙龍瞬[クサナギリュウシュン]
僧侶・興道の里代表。奈良県出身。中学中退後、16歳で家出・上京。大検(高認)を経て東京大学法学部卒業。政策シンクタンクなどで働きながら、生き方を探しつづけ、30代半ばで得度・出家。ミャンマー国立仏教大学、タイの僧院に留学。インドで仏教徒とともに社会改善NGOと小学校を運営するほか、日本では仏教講座や夏の全国行脚、法話・朗読を採り入れた法事など、「もっと人の幸福に役立つ合理的な仏教」を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

進☆彡19@雰囲気重視

21
すべての“怒り”は妄想。妄想を作り出すのは自分。相手は無関係。“怒り”の相手はただそこにある。肯定も否定もしない。SNSに翻弄されるすべての人に、草薙龍瞬氏の言葉が届いたらいいなと思う。2021/08/28

進☆彡19@雰囲気重視

14
『反応しない』を小説形式にした本。よりわかりやすく腑に落ちた。後半、主人公の悩みが思いの外深く少々驚いたが、世の中には多かれ少なかれ近い境遇の人がたくさんいるのだろう。この教えで、みんな幸せになったらいい。最近人間関係に悩み、草薙龍瞬師の本を読みたかったので手に取った。自分も主人公と同じ、だいぶ楽になった気がする。すべては妄想であると理解し、世の中と付き合っていこう。「相手が嬉しいと自分も嬉しい」を忘れないようにしよう。2018/04/04

さっちも

12
ムカつく本だ。毎日私が反芻する負の想い、思考を「こういう事だろう」「だからダメなんだ」と言いたげに物語形式で開示される。中年は頑なで、一定の思考様式で生きられるから楽なのに、自分の在り方を執拗に問われている気分になる。この本を読むと、承認欲求や正体のよく分からない怒り、無秩序に飛び、浮き沈みする日々の気分と考えの正体を捉えることができそうで、戸惑いと期待でいる。今月この著者の大阪でのセミナーに参加する。2020/08/08

ソラーレ

10
怒りが収まらない場合どうすればいいか。心がどのような状態なのか。それは自分の妄想に相手の姿が浮かび、その妄想に反応して、怒り続けているから。 それは、相手に怒っているのではなく、自分の作り出している妄想に怒っている状態。怒りを収めるには、まずは自分が妄想している事に気付くこと。そして体の感覚に意識を向けること。たとえば呼吸に意識を向けるとか歩く時に足裏に意識を向けること。⚫︎相手が自分を怒らせているのではなく自分の中の妄想が自分を怒らせているということに気付く。2023/09/03

ポップ430

9
物語形式で分かりづらい「心」あり方をやさしく理解させて売れる本!かなり秀逸では?? 自分の妄想が、相手や自分をふりまわす原因で、壁は自身で造っているもの。承認用が強いと相手への当りが強くなる個傾向で、自分に言われているようで心が痛かった。 体の感じている感覚、足の裏とかにじっと意識を集中してみると心の落ち着きを取り戻せるみたいだ。 やってみよう。2018/10/28

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