出版社内容情報
ストレス過多の現代人が、どうすればラクになれるかを、
主人公の「僕」と「和尚」との対話をとおして、描きだしていきます。
著者は、「仏教を宗教として語らない」独自のスタンスで活動する草薙龍瞬氏。
『反応しない練習』がベストセラーになるなど、
その実用的で合理的な語り口には定評がありますが、
今回は、物語=小説として書きあげたことが最大の特色です。ら
「アタマで考えるのではなく、主人公と一緒に体験してほしい。
うまくいかないことは日常茶飯事。そんな場面で、どう向き合うか。
リアルな場面描写をとおして、仏教的な生き方が、いっそうリアルに理解できると
思います」と著者。
物語は、春夏秋冬をとおして進んでいきます。
主人公は、人生の迷いとストレスを抱え込む三十代の青年。
毎朝多摩川をこえて都内通勤しつつ、週末には「里」で仏教を学び、瞑想します。
その日常風景や、和尚とのやりとりが、リアルに描かれていることで、映画を観
るように読み進めることができます。
ブッダの合理的な考え方や、瞑想の方法など、具体的なノウハウが
ワク囲みでまとめられている点も、親切で実用的。
カバー帯の下には春の花、章扉には季節ごとのモチーフが添えられているなど、随
所にあたたかさがただよう装丁になっています。
ストレス・怒りで疲弊している人、
会社の上司・同僚との人間関係がうまくいかない人、
異性との関わり方がわからない人、
親へのわだかまりが消えない人、
スマホ・ネットに振り回されているように感じる人、
この先なにを喜びに生きていけばいいか分からない人は、
明快な答えと希望が見つかるはず。
「さあ、人生はこれからだ」と思えてくる一冊です。
内容説明
「物語」で身につく仏教のノウハウ。読むだけですべての悩みが消えていく。あらゆる悩みから解放される究極の方法。
目次
第1章 春
第2章 梅雨
第3章 夏
第4章 秋
第5章 冬
第6章 再び春へ
著者等紹介
草薙龍瞬[クサナギリュウシュン]
僧侶・興道の里代表。奈良県出身。中学中退後、16歳で家出・上京。大検(高認)を経て東京大学法学部卒業。政策シンクタンクなどで働きながら、生き方を探しつづけ、30代半ばで得度・出家。ミャンマー国立仏教大学、タイの僧院に留学。インドで仏教徒とともに社会改善NGOと小学校を運営するほか、日本では仏教講座や夏の全国行脚、法話・朗読を採り入れた法事など、「もっと人の幸福に役立つ合理的な仏教」を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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