感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
57
最後は泣いちゃった、生き様に。城山三郎の「読者こそ、僕の勲章」。岡本太郎がぼけたらどうしようと言えば、秘書の岡本敏子は、「大丈夫!その時はあたしが先生を殺してあげます。心配しないで!」、「あたしもすぐ死にますから」というお話を瀬戸内寂聴の筆で読めるんですよ。たまりません。瀬戸内寂聴の岡本かの子の小説も凄まじいが、太郎の話が読みたくなる。宮崎駿に大して、大塚康生が鈴木敏夫に「子どもだと思ってつきあいなさい」も面白い。そして水木しげるに対して奥さんが「大の男がこれだけ努力して報われないはずがない」がまた凄い。2025/07/30
がらくたどん
55
先日こちらで教えて頂いた雑誌を購入しようと書店に出かけたら「既に入荷分は捌けてしまって」と。残念!代わりに「どうしようかな~」と思っていたムック本を買って帰る。雑誌文春の1986年から2024年までに企画された時代を彩る著名人特集から文化人100人を選んで再編した人物往来。ご親族による原稿もあれば「何でこの方をこの方が?」と思う(関係は本文を読むとヘ~ってなります。例えば熊楠評は南方家のお手伝いさんだったり。昭和の作家の「とにかくファン」の次世代作家さんだったり)原稿も。猥雑だが雑誌にしかできない編集だ♪2025/06/15
say_youwa
1
偉ぶらない高ぶらないがモットー 水木しげる2025/05/12