談志の遺言―人生の本質に迫る名言

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800261908
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「芸人だろうが、芸術家だろうが、タレントでもかまわない。「立川談志」であるのだからそれでいい」。2011年11月の死没から5年、落語界の中興の祖、立川流家元五代目談志が語録で再び降臨。高座で学んだ人生の金言、厳しくも愛情溢れる弟子育ての名言、世相を家元流にぶった切る放言など、談志が放った珠玉の言葉を厳選しました。貴重な未公開写真とともに、味わい深い談志節で綴る、人生に効く言葉が詰まった一冊です。

内容説明

辛辣な語りに燦然ときらめく、生、そして人間への本気の「想い」。ビジネスから日常の人間関係まで、あらゆるシーンに通じる、巨人の教え。

目次

第1席 「教える」という才能
第2席 落語に“縋る”
第3席 談志について弟子曰く
第4席 談志思うに
第5席 “家元流”放言集
第6席 哲学家・談志

著者等紹介

立川談志[タテカワダンシ]
1936年生まれ。落語家、落語立川流家元。本名、松岡克由(まつおか・かつよし)。子どものころから寄席に通い、落語に熱中する。16歳で5代目柳家小さんに入門、前座名「小よし」。18歳で二つ目となり「小ゑん」に改名。27歳で真打に昇進し、「7代目立川談志」を襲名する。71年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、77年まで国会議員をつとめる。83年、真打制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。2011年11月21日逝去、享年75

吉川潮[ヨシカワウシオ]
1948年生まれ。大学卒業後、放送作家、ルポライターを経て演芸評論家に。80年、小説家としてデビュー。芸人や役者の一代記のほか、数々の辛口エッセイで世間を騒がせる。97年に『江戸前の男 春風亭柳朝一代記』で新田次郎文学賞、2005年に『流行歌 西條八十物語』で尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Nazolove

23
久々に家元に向き合ってみた本であった。(笑) 読んでいてわかる―みたいな内容からそういう見方もあるのか!という驚きを感じさせてくれた名言もありなかなか面白い作品だった。 さらに弟子たちも色々な観点から家元に見られていたのだな。関係ないのだが、落語家が本を出すのがほとんど立川流なあたり、立川流って物書きの才能がある人多いなぁ、と思った。 だんだんこの家元が可愛く感じてしまったのはきっと私だけではないはずだ(笑) 家元、弟子の落語ばっかり聴いててごめんなさい今度からは家元の落語も聴きます(笑)2017/04/10

青龍

14
図書館本。いい言葉だなあ。破天荒な人というイメージが強いけど、批判を恐れず、真摯に生きた人とわかる。2020/07/11

退院した雨巫女。

7
《私-図書館》談志さんの名言集。読んでいていい師匠だなあ。だって、弟子たち、名落語家に育てたの、談志さんが一番だもの。談志さんの落語聴きたくなりました。2020/05/27

gtn

2
「小言というのは、"不快感の瞬間的な爆発”であって、教育とは違う」という言葉に強く共感。親、教師、上司が行っていることの大半は、「教育」ではなく「小言」である。2018/01/19

はかせ

2
生志師は遺族のかたがたをこきおろしていたがこんな内容の書を読むとガッテンしたくなる。2016/12/12

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